見出し画像

1000日チャレンジ 641日目 英語でアメリカ史を読む「A Little History of the United States」(26. A Tale of Two Cities)

ゴールまで359日

★BMI:24.1

◎James West Davidson著『A Little History of the United States』(Yale University Press; Reprint版 (2016/9/13))を読みながらアメリカ史を勉強する。
26. A Tale of Two Cities
(要約)
アメリカ社会が大きくなる際には、様々な新しい社会のシステムが必要となった。ニューヨークには、大量のアイルランド移民が暮らすようになったが、彼らはカトリックでプロテスタントを信用していなかった。1852年に都市に住むアメリカ人は全人口の6分の1だったが、その50年後には、約半数にまで膨れ上がった。シカゴのように、ほとんどだれも住んでいなかったところでも、1890年には100万人を超える人口となっていた。シカゴでは、高層ビルの建設が始まり、地下には上下水道がひかれた。このような上下方向の発展に加え、高架鉄道の建設、さらには地下鉄の建設により、都市は、内と外へ方向にも広がっていった。1880年代には、新たに南欧や東欧からユダヤ人たちが移民となって流入し始める。西海岸では、中国人が移民として入り、サンフランシスコ近くには中華街が作られた。人々の間の階級の差も拡がり始めた、企業家たち上流階級に加え、秘書や、医者、技術者といった人たちが「中産階級」として、ある程度のぜいたくな暮らしをするようになり、上流・中流・下流という階級が形成されていく。

saunter;のんびり歩く、pile;積み重ね、山、clanking;カチャカチャと音を立てる、sluff;乖離、distrust;信用しない、jumble;ごちゃまぜ、perpendicular;直角に交わる、hubbub;騒音

◎日本が文明開化の名のもとに急速に近代化、西欧化した同じ時期に、米国も大きく変容していったことがよくわかった。新たな移民が各地に入り、階級の格差もこの時代に生まれていった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?