1000日チャレンジ 866日目 青森県立美術館「常設展」
ゴールまで137日
★BMI:23.4
★先日、青森県立美術館で常設展を観たので、記録として残しておきたい。
(以下、オフィシャルサイトから引用)「青森県の豊かな自然や美術館に隣接する日本最大級の縄文集落跡・三内丸山 (さんないまるやま)遺跡(「世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成要素の一つ」)に埋蔵された縄文のエネルギーを糧に、強烈な個性によって創造の最前線を切り拓いてきた青森県のアーティストたちの心を未来につなぎ、既成の価値観を超えた多様性豊かな芸術を発見・保全・創造するための活動を展開しています。」
◎「あおもり犬」(奈良美智;2005年)(青森県立美術館蔵)
「美術館の西側に位置する屋外空間に、巨大な犬の立体作品が設置されています。高さは約8.5メートル、横幅は約6.7メートル。《あおもり犬》と名付けられたこの作品は、国内外で活躍する弘前市出身の美術家・奈良美智(なら・よしとも)によって制作されました。挑むような眼差しを持った人物の絵や哀愁を帯びた犬の立体作品は、複雑な現代社会に生きる多くの人々の共感を惹きつけています。青森県立美術館では、1998年から奈良美智作品の収蔵を始め、現在その数は170点を超えます。季節のうつろいと共にさまざまな表情を見せ、大仏のように観る者を包み込む魅力を持った《あおもり犬》は、美術館のシンボル作品として多くの人に親しまれています。」(オフィシャルサイトから引用)
★奈良美智;なら よしとも (1959-)
弘前市生まれ。青森県立弘前高等学校卒業後に上京。愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻に入学、同大学大学院修士課程修了後、国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学。2000(平成12)年、12年間におよぶドイツでの生活を終えて帰国。ニューヨーク国際センター賞受賞。
◎念願の「あおもり犬」にようやくご対面。でかい!そして可愛い!展示室のガラス越しにも観ることができるが、外側の少し長い順路を巡ると直接会うことができる。寂しげでもあり、楽しげでもあり、しっかりと大地に脚をついてここを守っているようにも見える。来てよかった!と思わせてくれる作品だった。
◎「掛川「東海道五十三次27」」(関野準一郎;多色木版・紙;1960年)(青森県立美術館蔵)
◎「見附「東海道五十三次29」」(関野準一郎;多色木版・紙;1961年)(青森県立美術館蔵)
★関野準一郎;せきの じゅんいちろう (1914-1988)
旧制青森中学在学中に版画に関心を持ち、版画同人誌に参加。東奥美術展・日本版画協会展・文展等に入選。1950年代に、高円寺に「火葬町銅版画研究所」を作って銅版画の勉強会を開始。浜口陽三、野中ユリなどが参加。
「東海道五十三次」シリーズの他、木版風景画、人物像の他に、銅版、石版など多様な作品残した。
◎関野さんの作品は初めて見たように思う。性質な画面構成がとても印象的。
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