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1000日チャレンジ 672日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 5. Rise of the Roman Empire

ゴールまで328日

★BMI:24.5

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

5. Rise of the Roman Empire
(要約)古代ギリシアはアレクサンドロス大王の支配地域にその文化を広めたが、ギリシアとペルシアの政治的な統一はなされなかった。ローマは前3世紀に都市国家を超えて支配地域を拡大し、征服した土地の市民にローマ市民権を与えていった。その頃、地中海西部からアフリカにはマケドニアがあり、両者はポエニ戦争という戦いを数度にわたって繰り広げた。やがて、ローマはカルタゴを破壊し、スペイン、フランス、イギリスにまで拡大する。初期のローマ軍は、農民が招集され、戦いの後には自分の土地に戻ったが、やがてそれができなくなった。ローマのエリートはそれらの土地を買い取って、征服地からきた奴隷を働かせるようになった。やがて、有力者での権力争いが起きるようになる。カエサルの死後、ローマは内戦に陥り、前31年にアウグストゥスが初代皇帝になるまで続いた。

accomplish;成し遂げる、impose;強制的に押し付ける、diplomacy;外交関係、conquest;征服、ultimately;最終的に、legion;古代ローマの軍団、enslaved;奴隷となった、captive;捕虜、vie;競争する、supremacy;支配権
in the wake of;~の後を追って

the Punic War;ポエニ戦争
「(ポエニは Poeni ラテン語でフェニキア人の意) ローマとカルタゴとの間において当時の地中海世界の覇権をめぐって行なわれた前後三回の戦争。第一回(前二六四‐前二四一)はシチリアを主戦場とし、ローマの勝利。第二回(前二一八‐前二〇一)は、ハンニバルの率いるカルタゴ軍にローマ軍は各地で敗れたが、北アフリカのザマで大スキピオがハンニバルを破り、ローマの勝利。第三回(前一四九‐前一四六)は、小スキピオの率いるローマの遠征軍がカルタゴを包囲・破壊し、戦争に終止符を打った。」(精選版日本国語大辞典より引用)
Augustus;アウグストゥス(初代ローマ皇帝)
「ローマ帝国の初代皇帝。在位,前27‐後14年。騎士身分のガイウス・オクタウィウスGaius Octaviusとカエサルの姪アティアAtiaの間に生まれ,初めオクタウィウスと称する。父は前58年に死去。学芸をたしなみ祖先の遺風を重んじるべく教育された。嫡子に恵まれなかったカエサルの愛顧を受け,アフリカ凱旋やスペイン遠征にも同伴した。生涯の友アグリッパと共にアポロニア遊学中に,カエサルの暗殺とその遺言による養子相続人への指名を伝え聞き,帰国後名門ユリウス氏族の後継者としてガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌスGaius Julius Caesar Octavianusと名のった。」(世界大百科事典第2版から引用)

◎ローマでどのようにして富裕層ができたのか、その一端を知ることができた。この時代は、マケドニア、カルダゴ、ローマ、ペルシアなど様々な角度から、それぞれの立場での”歴史”があるので、一方的にヨーロッパ側で確立された歴史を学ぶのではなく、多方面からの理解が必要なのだと思う。


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