見出し画像

1000日チャレンジ 557日目 国立西洋美術館「ピカソとその時代」展(2)アンリ・マティス

ゴールまで443日

★BMI:24.2

★先日、国立西洋美術館で開催中の『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』を観てきたので、特に印象に残った作品について記録を残しておきたい。
会期 2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
会場 国立西洋美術館

ニースのアトリエ(ベルクグリューン美術館所蔵)

『ニースのアトリエ』(アンリ・マティス);フランスの画家・アンリ・マティス(Henri Matisse, 1869 - 1954)が1929年に描いた作品。
今回の展覧会には、16点ほどの立体作品も含むマティス作品が展示されている。実は、今回、この展覧会に行った主な目的は、マティスさんに会うことだった。展覧会の後半、仕切られた一つのスペースはすべてマティス作品という贅沢さ。この作品は、もしかすると一番マティスらしくない作品かもしれない。マティスというと赤い床に赤いカーテンといった、なかなか常人が思いつかない配色の作品が多いが、この作品は、とても穏当な配色になっている。それで、なぜこれを選んだかというと、あぁ、ここでマティスさんは絵を描いていたんだなぁという、匂いというか風というか、そんなものを感じられるような気がしたから。絵としての評価はどうなのか?わからないけど、なんかとても落ち着く絵で、自分の居間に飾って毎日眺めたいという感情になった(額入りの絵葉書を買って、さっそく飾った)。
来年4月には、いよいよマティス展が東京都美術館で開催される。ポンピドゥー・センターからたくさんの作品がくるようなので、それまでにもっとマティスの研究をして、万全の状態でお迎えしたい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?