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1000日チャレンジ 848日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 77.The Scramble for Africa

ゴールまで152日

★BMI:23.7

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

77.The Scramble for Africa
(要約)1884-1885年、ドイツの宰相ビスマルクが主宰して開いたベルリン会議は、アフリカに植民地を持つ国々によって、アフリカの権益を分割するためのものだった。この会議によって、戦争は避けられたが、住民の民族性や宗教、地理的条件などを無視して、直線的に引かれた境界線は、現在に至るまでアフリカ諸国の国境線として影響を与え続けている。

scramble;争奪、delegate;代表者、redraw;引きなおす、devastate;徹底的に破壊する、落胆させる

carve up;切り分ける(to divide a company, an area of land, etc. into smaller parts in order to share it between people)

the Berlin Conference;ベルリン会議「ビスマルクの提唱で1884年11月から翌85年2月までベルリンで開催された欧米列強14カ国によるアフリカ分割に関する国際会議。コンゴ盆地の自由貿易と中立化,コンゴ川およびニジェール川航行の自由,奴隷貿易禁止宣言,アフリカ大陸沿岸部の新規併合に関する原則の制定,ベルギー国王の私的組織であるコンゴ国際協会のコンゴ盆地統治権承認などを主な内容とし,各国の既得権益の調整を図った。同会議後,列強によるアフリカ分割は一層加速化した。」(山川 世界史小辞典 改訂新版)

◎住民のあずかり知らぬところで、勝手に境界線を引いて、自分たちのものに使用などという会議とは、ひどい話だが、こういう話を知ると、ほんの100年余り前までの感覚を欧州の人たちは本当に捨てきれているのか?という疑問がわきおこる。だからこそ、欧州は地球環境や資源の問題で議論をリードしようとしているのかもしれない(贖罪と考える人もいれば、以前と同じような何かしらの先行利益を期待している人もいるのだろうけど)。


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