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1000日チャレンジ 516日目 国立科学博物館 「化石ハンター展」

ゴールまで484日

★BMI:24.1

★先日、国立科学博物館で開催中の「化石ハンター展」を観覧してきたので印象に残ったことなどを書いておきたい。
(以下、オフィシャルサイトより引用)
ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念
特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」

「アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース(Roy Chapman Andrews、1884-1960)が、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年。本展ではこれを記念し、古生物学史上重要な、「中央アジア探検隊」の成果を紹介します。また、アンドリュースに大きな影響を受けた古生物学者たちの研究により明らかになった氷河時代における哺乳類の進化に関する「アウト・オブ・チベット」説を紹介。その説を導き出す証拠となった「チベットケサイ」の全身骨格復元標本を世界初公開します。」

 「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」
チベットサイ全身骨格復元標本

◎今回の展覧会は、哺乳類の化石を探すことに人生をかけた学者で探検家・ロイ・チャップマン・アンドリュースの足跡を追いながら、その努力と成果が、「アウト・オブ・チベット説」とよばれる最新の学説につながっていることをわかりやすく標本や模型の展示を追いながら学べる構成になっていた。本展は、木村由莉先生(国立科学博物館 地学研究部生命進化史研究グループ研究主幹)が総合監修をしている。彼女のことは、以前、著書『もがいて、もがいて、古生物学者!! ーみんなが恐竜博士になれるわけじゃないからー』で知っていたので、その夢の続きを見るという意味も含めて、見るのが楽しみな展覧会だった。夏休み中は、お子様で賑わうと思って、9月の連休の観覧となったが、それでも大勢の子供たちで賑わっていた。理系出身者としては、こういう展覧会を観たことがきっかけで、1人でも多くの子供が将来の夢をもってくれればいいなと思う。
★化石と言えば、やはり恐竜がスターなような気がするが、人類につながる哺乳類の祖先たちがどのようにして生き延びてきたのか?はとても面白く、大事なテーマだと思う。広大な砂漠の中から需要な化石を発見する、あるいはしようとした先人の勇気と先見性にも敬意をはらうばかりだ。

本展のリーフレット↓
https://kaseki.exhn.jp/flyer.pdf


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