見出し画像

1000日チャレンジ 694日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 21. Zenith of the Papacy

ゴールまで306日

★BMI:24.3

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

21.Zenith of the Papacy
(要約)中世ヨーロッパでは、ローマ=カトリック教会の聖職者を世俗の封建領主らが任命するようになっていた。11世紀、その状況を変革しようとした教皇グレゴリス7世はドイツのハインリヒ4世との間で長い闘争を行った。そして、1122年の「ウオルムス協約」で新しい教皇と皇帝の間の妥協がなされた。その後も教皇権をさらに強化され、1198年に始まったインノケンティス3世の教皇時代にカトリック教会の政治的権威は最高潮に達した。

affair;問題、involve in;巻き込まれる、feudal system;封建制度、nominee;推薦された者、任命された者、representative;代理人、clergy;聖職者、conflict;対立する、bishop;主教、司教、vassal;臣下、forbidding;脅威となる、incline;傾向がある
at the expense of;~を犠牲にして

★interdict;秘蹟執行禁止命令「カトリック教会で,信者が教会の聖務や行事に参加することを禁ずる罰令。個人的,地方的,部分的,全般的インターディクトなどいくつかの種類がある。終油のサクラメントは例外として認められたし,聖職者が室内でひそかに典礼を行うことは許された。6世紀から現れ,最初は一都市内の教会に限られたが,9世紀から司教区に,12世紀からは一国に拡大された。破門よりは軽い罰であるが,最盛期の教皇は国王との紛争の際にこれを頻用した。」(平凡社世界大百科事典第2版より引用)

◎教皇と封建領主との間の争いのことも、なかなか日本人には馴染みのない話だが、豊臣秀吉以降の禁教の要因の一つには、このような問題があったのだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?