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1000日チャレンジ 733日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 41.LouisXIV of France, The Sun King

ゴールまで267日

★BMI:24.5

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

41.Louis XIV of France, The Sun King
(要約)ルイ14世は、父王ルイ13世の死去に伴い幼くして王位に就く。最初は宰相ジュール・マザランに後見されながら、王権神授説を信じる政治家へと成長した。1661年に親政を開始し、貴族勢力の抑圧に努めた。貴族は税を免除される代わりに、ほとんどの時間をベルサイユ宮殿で過ごすこととなった。このことで貴族による反乱は防いだが、やがて、王も貴族も平民らの社会とは距離をおくことになり、彼らの不満に気が付かなかった。すなわち、海外植民地防衛のための重税は農民やブルジョワジーに課され、やがて、その不満がフランス革命につながっていった。

tutelage;保護、後見、監督、administration;政権、管理、統治、magnificent;壮大な、堂々とした、provincial;地方の、rebellion;反乱、assuage;和らげる、resentment;恨み、腹立たしさ、impose;(税金などを)課す、bourgeoisie;ブルジョアジー、中産階級、burden;義務、steadily;着実に、堅実に、fortune;富、財産、poverty;貧困

be torn between;~の間で引き裂かれる
take the throne;王位(皇位)に就く(を継ぐ・を継承する)、即位する
the divine right of kings;王権神授(説);「絶対王政を正当化する政治理論。人民を支配する王権が神から授けられたもので,王は神に対してのみ責任を負い,法には拘束されず,人民の反抗も許されないとする王権万能の考え方。王権の正当性を直接神に求めることで,教皇・神聖ローマ皇帝また各封建諸侯らによる干渉を排除するねらいがあった。フランスのボーダン・ボシュエに典型がみられ,イギリス王ジェームズ1世・チャールズ2世やフランス王ルイ14世らが信奉した。新興市民階級の専制政治への批判に対抗したもので,市民階級はさらに社会契約説によってこれに対抗した。」(旺文社世界史事典 三訂版より引用)

◎三十年戦争の後、ハブスブルクの弱体化に伴ってフランスの勢力は増大するが、スペインとの戦争など度重なる戦争で戦費がかさむ中、貴族を融和するために宮殿での贅沢の暮らしをしたことが、この後のフランス革命につながっていったということか。太陽王などと言われているが、結局、持続可能な国の運営をしなかったことが、自分の子孫の悲劇につながっている。


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