1000日チャレンジ 945日目 東京都埋蔵文化財センター
ゴールまで55日
★BMI:22.3
★先日、東京都埋蔵文化財センターにて常設展と令和5年度企画展示「多摩新街遺跡切抜帖」を観たので記録に残しておきたい。
★令和5年度企画展示「多摩新街遺跡切抜帖」
【会期】2023年3月21日 ~ 2024年3月7日
【会場】東京都立埋蔵文化財調査センター 2階展示ホール
【主催】東京都埋蔵文化財センター
【協力】東京都教育委員会
(以下、公式web siteから引用)
「ともすると、日常からは縁遠く感じられる「遺跡」。しかし遺跡は私たちの足元にも眠っています。東京のベッドタウンとして開発された多摩ニュータウンでも数多くの遺跡が見つかり、その発掘調査成果は時に新聞紙面を飾って私たちを驚かせました。ここでは新聞記事で当時の驚きを追体験しながら、再びその価値に触れてみましょう。」
◎多摩ニュータウン遺跡の「背面人体文土偶」
(以下、常設展示解説からの引用)「体の特徴から女性、しかも妊婦だとわかる土偶。本などで紹介されている有名な土偶の中には、表情やポーズなどから、まつりや儀式に使われたのではないかと考えられているものもあります。一方、多摩ニュータウン地域で出土する土偶のほとんどは、これらの有名土偶とはつくりの異なる縄文時代中期の「背面人体文土偶」。そのなんともいえない怪あやしい表情には、人々の恐おそれや敬うやまいの気持ちが感じられます。後・晩期のものが多い有名土偶と同じように考えることはできませんが、きっと、丘陵人の心の世界に関わる、重要な役割を担になっていたのでしょう。」
◎多摩ニュータウンN0.471遺跡出土の土偶(多摩ニュータウンのヴィーナス);縄文時代中期前半
◎多摩ニュータウンNo.72遺跡(八王子市堀之内)出土の土面;縄文時代中期前半
(以下、常設展示解説からの引用)「まるでお面のようにも見えますが、有孔鍔付土器(ゆうこうつばつきどき)の装飾として貼り付けられていたものと考えられます。」
◎感想
入場無料でこれだけのお宝を見られるなんて。解説のリーフレット・パンフレットも充実していて、どこぞの博物館なら1,000円、2,000円は当たり前の価値は十二分にある。屋外には復元住居のある遺跡庭園「縄文の村」もある。