見出し画像

1000日チャレンジ 581日目 英語でアメリカ史を読む「A Little History of the United States」(16. Empire of Liberty)

ゴールまで419日

★BMI:24.3

◎James West Davidson著『A Little History of the United States』(Yale University Press; Reprint版 (2016/9/13))を読みながらアメリカ史を勉強してみたい。
16. Empire of Liberty
(要約)
ジェファーソンは小さな政府を好み、軍を縮小し、新たに作られた田舎の首都ワシントンで、国民が互いに傷つけあわないようにすることだけが政府の役割だと考えた。連邦党の勢力は縮小し、ジェファーソンが2期、続いてマディソンが2期8年の大統領を務めることになる。しかし、その間、イギリスとフランス・ナポレオンとの間の最終戦争が始まっていた。両国は互いにアメリカと相手国との貿易を阻止するために、海上でアメリカ船の略奪を繰り返した。ジェファーソンは平和的にこの問題を解決しようとしたが、国内ではイギリスとの戦争を主張する声が高まっていた。南部と西部の新世代の連邦党員たち「ウォー・フォークス(タカ派)」はマディソン大統領に圧力をかけ、ついに1812年6月に米英戦争が始まった。アメリカは一時首都ワシントンをも攻撃されたが、1815年1月ニューオリンズで勝利をおさめ、両国は和平を結んだ。この戦争でアメリカは新たな領土を手に入れたわけではないが、ナポレオンからフランス領ルイジアナを買い取ることができた。この頃、アメリカの探検隊はミズーリー川を進み、ロッキー山脈を越え、コロンビア川を下って太平洋に達していた。ルイジアナ買収によって、アメリカは拡大したが、それとともに多くの言語をもつ多くの異なる人種で満たされた国となり、民主的な方法で国をまとめていくことができるのかということが課題となった。

underneath;下に、a heap of garbage;ゴミの山、distracted;気を散らされた、取り乱された、turbulent;激動の、expedition;遠征、
Empire of Liberty;ジェファーソンが提唱した国家像「自由の帝国」;アメリカは自由を広めるために存在するという意味。
War Hawk;タカ派;19世紀初頭米国でイギリス領のカナダへの進出やフロリダへの領土拡張を主張した主戦派。

◎アメリカ独立とフランス革命、欧州における戦争はすべて連なっていることを学ぶことができた。ルイジアナ買収によって、アメリカの領土は拡大したが、その分、さらに多くの人種をかかえる国になり、国のかじ取りはさらに難しくなっていく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?