見出し画像

1000日チャレンジ 999日目 宗像大社 辺津宮・神宝館

ゴールまで1日

★BMI:22.8

★先日、福岡県の宗像大社を参拝して、神宝館を観たので記録に残しておきたい。
◆感想
名前だけは知っている神話に登場する神社を初めてお参り。玄界灘に浮かぶ沖ノ島と玄界灘を望む地域にある三社からなる。今回訪問したのは、九州本島側にある辺津宮。森に囲まれた神域に入ると少しひんやりと霊験あらたかな雰囲気が漂い始める。朝早くだったこともあって、人も少なくゆっくりとお参りできた。本殿から10分程度山を登ったところにある古代の祭場”高宮”は、さらに張り詰めた空気の中にあった。信心の厚い方では無いが、こういう場所でゆっくりと時間を過ごせば、雑念から解放されて心洗われるというのもわかるような気がする。
神宝館では、沖ノ島で出土したお宝がたくさん。何しろ国宝8万点!というからすごい。中でも金製の指輪の美しさは必見!
1000日チャレンジが無事完走できそうなお礼と還暦で大厄だそうなので、厄除けも兼ねて。

◎宗像大社とは?
場所】福岡県宗像市田島 2331
「「延喜式」は宗像神社。福岡県宗像市沖ノ島に沖津(おきつ)宮,同市大島に中津宮,同市田島に辺津(へつ)宮が鎮座。式内社。旧官幣大社。祭神は沖津宮が田心姫(たごりひめ)神,中津宮が湍津姫(たぎつひめ)神,辺津宮が市杵島姫(いちきしまひめ)神で,宗像三神と称する。この地域の海人を支配した宗像氏の祖神を祭ったものとされるが,朝鮮半島との交通の要路にあたり,早くから大和王権の祭祀にくみこまれていたらしい。律令制下には宗像郡が神郡とされ,889年(寛平元)従一位。神主宗像氏はのち大宮司となり,中世には武士化し御家人として活動したが,戦国期末に宗家が絶え,近世に庶流の深田千秋家により復興された。例祭は沖津宮・中津宮が旧暦9月15日,辺津宮が10月1~3日。「海の正倉院」とよばれる沖ノ島の沖津宮祭祀遺跡出土品は国宝。辺津宮の本殿・拝殿は重文。ほかに宗像神社文書などを所蔵。」(山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」より引用)

★辺津宮
祭神:市杵島姫神 いちきしまひめのかみ
本殿:重要文化財 天正 6年 (1578)
拝殿:重要文化財 天正18年 (1590)

辺津宮

★高宮祭場
社殿が建立される以前の祭祀が行われていた古代祭場。三女神が降臨した場所であるといわれている。神を招くために巨木の周囲に玉垣をめぐらして注連縄で囲った神籬(ひもろぎ)と呼ばれる場所。

高宮祭場

◎宗像大社 神宝館
沖ノ島の出土品(8万点の国宝)を中心に、宗像大社に伝承されてきた重要文化財などを収蔵展示。

★金製指輪(沖ノ島7号遺跡出土:5~6世紀:国宝)

金製指輪

★三角縁四神文帯二神二獣鏡(沖ノ島18号遺跡出土:3世紀:国宝)

三角縁四神文帯二神二獣鏡

★勾玉(硬玉・碧玉・滑石・碼碯製)(沖ノ島19号遺跡出土:4~5世紀:国宝)

勾玉

★ガラス製玉類(沖ノ島出土:6~7世紀:国宝)

ガラス製玉類


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?