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1000日チャレンジ 498日目 山種美術館「水のかたち―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―」を観て③石田武『鳴門海峡』

ゴールまで502日

★BMI:24.2

★先日、東京・広尾にある山種美術館で開催中の『【特別展】水のかたち―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで― 特集展示:日本画に描かれた源平の世界』を観てきたので、印象の残った作品について書いておきたい。

◎【特別展】水のかたち―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで― 特集展示:日本画に描かれた源平の世界;本展は、水をテーマに、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた《源平合戦図》や歌川広重の名所絵、川端龍子、千住博など日本の画家の作品を特集した展示となっている。
★山種美術館;山種美術館は、山種証券(現SMBC日興証券)創業者の山崎種二氏の個人コレクションをもとに、1966(昭和41)に日本初の日本画専門美術館として開館。その後、安宅コレクションの一部を買い入れるなどして、場所は、千代田区三番町を経て、2009年から現在の渋谷区広尾に移りながら日本画のコレクションの展示を続けている。

◎石田武『鳴門海峡』;20世紀日本の画家・石田武が、1992年に描いた作品(山種美術館蔵)。

鳴門海峡(山種美術館蔵)

◎鳴門の渦潮を描いた作品2点目。奥村土牛の作品とほぼ同じような構図だが、4m超の横長の画面でより渦の大きさが感じられる。近くでよく見ると、海の水の色もばしょによって微妙に違っていて、その透明感にもリアリティがある。今回の展示でいちばんのお気に入りになった作品。これ、家に飾りたい!
作者の石田武は、動物図鑑のイラストなどを描いていた人で、後に日本画家に転じたのだそう。他の作品も観てみたい。

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