1000日チャレンジ 469日目 『ArtQuake: The Most Disruptive Works in Modern Art』(12)「The Persistence of Memory」(Salvador Dalí)
ゴールまで531日
★BMI:24.3
★Susie Hodge著/Frances Lincoln(2022年)『ArtQuake: The Most Disruptive Works in Modern Art』(電子書籍版)
(12)「The Persistence of Memory」(Salvador Dalí);20世紀スペインの画家Salvador Dalíが1931年に描いた作品。(ニューヨーク近代美術館蔵)(権利関係のため画像は貼付せず美術館の当該作品siteへのリンクを貼付)
https://www.moma.org/collection/works/79018
★expell;追放する、deliberately;故意に、meticulous;几帳面な、hallucinatory;幻覚に特有の、transformative;変革的な、epitomize;~の典型である、crawling;うようよしている
☆Paranoiac-critical method;ダリが開発した手法。芸術家が妄想状態を引き起こすことで構成されている。
◎シュールレアリスムを代表するイメージのダリの代表的な作品。 フロイトの精神分析論を研究していた彼は、ゆがめられた自画像を中央に配したといわれている。彼自身の説明では、自分で誘導した幻覚的な状態で描いた作品だという。ダリは、無意識の世界では時間は意味をもたないと考えたと言われ、それが柔らかく曲がった時計に反映されていると解釈される。その他、アリは腐敗を、ハエは死と分解を暗示していると。しかし、後にダリは、日光で柔らかくなったカマンベールチーズをイメージして時計を描いたとインタビューに答えている。また、時計は、柔らかくても硬くても、大した違いはない、正確に時を告げてくれさえすれば、とも語っている。
◎様々な解釈がされ得るということを意味した解説だとは思うが、少しまとまりにかけてどう受け留めればいいのか迷うような文章なっている印象がある。そもそも、シュールレアリスムは無意識をコンセプトにしているのだから、解説を加えること自体がナンセンスなのかもしれない。
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