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1000日チャレンジ 874日目 群馬県立歴史博物館 常設展示「綿貫観音山古墳の世界」

ゴールまで126日

★BMI:23.4

★先日、群馬県立歴史博物館で開催中の常設展示「綿貫観音山古墳の世界」を観たので記録に残しておきたい。

「綿貫観音山古墳の世界」
(以下、博物館web siteより引用)「国宝に指定された「群馬県綿貫観音山古墳出土品」を展示しています。
造形に優れた埴輪群像やきらびやかな副葬品の数々は、被葬者の権力を物語っています。」
綿貫観音山古墳;観音山古墳は墳丘全長が97メートルの前方後円墳。6世紀後半に造られたと推定されている。墳丘上に円筒埴輪をはじめ、人物・馬・家・盾など多くの形象埴輪が確認された。また、横穴式石室の入口近くでは、三人の巫女が並んで座っている埴輪(三人童女)が見つかっている。副葬品等の出土品は、群馬県綿貫観音山古墳出土品として国宝に指定されている。

「三人童女」(綿貫観音山古墳から出土;6世紀後半;高さ101.4cm)(群馬県立歴史博物館蔵)

「三人童女」(綿貫観音山古墳)
綿貫観音山古墳復元模型
獣帯鏡(綿貫観音山古墳出土;6世紀;国宝)

★先日、青森の縄文遺跡を巡って、久しぶりに自分の中で古代史ブームが訪れた。以前から、関東の古代遺跡に行ってみたいと思っていたが、なかなか行けていなかったので、まずは日帰りでと思い少しネット検索。復元古墳や埴輪に興味をもって、群馬県高崎市を旅行することに。かつて仕事の営業先が高崎にあって、毎月のように通った土地だが、観光で降り立つのは初めて。
最初に訪問したのが、ここ、群馬県立歴史博物館。これほどまとまった数の国宝が展示されているとは、とても驚いた。また、この周辺の古墳からは数多くの埴輪が出土していることも。とくに、綿貫観音山古墳は未盗掘の状態で発掘できた希少な古墳だけに、副葬品は素晴らしいものばかりだ。石室の入り口で発掘されたという三人童女が、国宝展示室の入り口正面でお出迎えしてくれた。当時の陶器作製技術の高さやデザイン性の高さにも驚かされる。
博物館は、古代だけでなく、現代までコンパクトながらジオラマのような展示やデジタル技術を使った展示もあって楽しい。3連休の初日なのに、とても空いていて見やすいのはありがたかったけど、これほどのお宝をもっとたくさんの人に見てほしいなぁとも思った。まあ、企画展開催前の時期ということもあったのかもしれない。


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