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1000日チャレンジ 720日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 36.The Protestant Reformation

ゴールまで280日

★BMI:24.5

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

36.The Protestant Reformation
(要約)マルティン・ルターはカトリック教徒であったが、聖書を読みこんだ結果、人は過去の善行によって救われるのではなく、神への信仰をもってのみ救われるという結論に達した。この「信仰義認」はプロテスタントの宗教改革の根本理念となった。彼は、カトリック教会と離別しようと考えていたわけではなく、不必要な儀式や免罪符の販売という慣行を排除したいと考えていただけであった。しかし、彼が1517年にヴィッテンベルク教会の扉に貼った「95か条の論題」は、活版印刷によって拡散し、やがて、カトリック教会の支配を嫌う地域支配者が指示をし、カトリック教会との間で宗教戦争に発展する。この争いは、1555年のアウグスブルクの和議で終結する。和議によってドイツの連邦国家群は、カトリック教会とルター派のいずれかを選択することが認められた。

pilgrimage;聖地巡拝、inward;本質的な、心の内の、piety;敬けんな行為、struggle with;(困難なことに)取り組む、奮闘する、salvation;救済、intently;夢中で、熱心に、faith;信仰、contend;強く主張する、rid;取り除く、indulgence;免罪符、Religion warfare;宗教戦争
come to an end;終わる

justification by faith alone;「ルターの宗教改革の根本理念
人はその善行によって救われるのではなく,神が人を義(正しい)と認めることによって救われるのだとし,「われらはただ信仰によってのみ義とされる」という『聖書』の言葉(ロマ書)をキリスト教の根本とした。」(旺文社世界史事典 三訂版より引用)
the peace of Augsburg;(= the Augsburg Settlement)アウクスブルクの和議;「1555年アウクスブルク帝国議会で結ばれた神聖ローマ皇帝と新教等族 (特権諸身分) との間の講和。皇帝カルル5世から全権を委任されたその弟フェルディナントはこのなかでアウクスブルク信条に従う教会 (ルター派) の存在を認め,諸侯には旧教,新教の選択の自由を,領民には同じ信仰の領主のもとへの居住の自由を認め,帝国内の自由都市には両者の共存を認めた。他面旧教に対しては旧教領内の諸侯が改宗した場合には旧教の後継者をつかせるとの保留権を認めた。これにより宗教改革以来の新旧両派の争いは収拾されたが,その妥協的性格のために三十年戦争の遠因となった。」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より引用)

◎宗教改革の始まりのあたりの詳しいことは忘れてしまっていた。時代的には日本では戦国時代頃の話なので、プロテスタントにはそんなに長い歴史があるわけではないことに改めて気づいた。


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