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1000日チャレンジ 510日目 SOMPO美術館「印象派からエコール・ド・パリへ スイス プチ・パレ美術館展」②モーリス・ド・ヴラマンク

ゴールまで490日

★BMI:24.2

★先日、東京新宿にあるSOMPO美術館で開催中の『印象派からエコール・ド・パリへ  スイス プチ・パレ美術館展』に行ってきた。
(以下、展覧会公式サイトから引用)
「スイスのジュネーヴにあるプチ・パレ美術館は、19世紀後半から20世紀前半のフランス近代絵画を中心とする豊富な美術作品を収蔵しています。プチ・パレ美術館は1998年から現在まで休館していますが、今回、日本では約30年ぶりとなるコレクション展を開催いたします。世紀転換期のパリでは、多くの画家たちが実験的な表現方法を探究し、さまざまな美術運動が展開されました。プチ・パレ美術館の特徴は、ルノワールやユトリロなどの著名な画家たちに加え、才能がありながらも、あまり世に知られていなかった画家たちの作品も数多く収蔵していることです。本展では、この多彩なコレクションから38名の画家による油彩画65点を展示し、印象派からエコール・ド・パリに至るフランス近代絵画の流れをご紹介します。」

モーリス・ド・ヴラマンク7月14日 踏切、パリ祭』;19-20世紀フランスの画家・文筆家・モーリス・ド・ヴラマンク(Maurice de Vlaminck , 1876年4月4日 - 1958年10月11日)が1925年に描いた作品。(プチ・パレ美術館蔵)

7月14日 踏切、パリ祭(プチ・パレ美術館蔵)

★今回の展覧会でもう一つ印象に残ったのがこの作品。ヴラマンクは画家のアンドレ・ドランと知り合って、同じアトリエで絵を描いた。フィンセント・ファン・ゴッホの回顧展を観て感銘を受けたらしい。1905年には、アンリ・マティスの勧めでサロンに出品。マティス、ドラン、ヴラマンクの作品が展示された部屋の絵の色彩が印象的だったことから、批評家から「野獣(フォーヴ)の檻」と酷評され、そこから、「フォーヴィスム(野獣派)」が誕生することになる。
◎確かに、この作品はフォーヴィズムと言われるような強烈な濃い色彩アが使われているが、絵全体の印象派、彼が影響を受けたというゴッホの作品に近いように思った。人物など、それほど細かく描かないところも似ているように思う。

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