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バレるよ

カンボジアのお正月休みも終わり、大人たちは通常モードに切り替えてきましたね。
子どもたちは東南アジアスポーツ大会カンボジア開催により、5月16日まで謎の大型休暇続行してます。

プノンペンやその他地方で働いているうちの卒業生たちもお正月帰省組がちらほらいました。
うちの団体代表であるラーヴォも奥さんと共にシェムリアップ 出身なので、現在居住しているプノンペンから帰ってきてました。

ラーヴォが帰ってくるとなるべく2人で食事しながらゆっくり話す時間を作るようにしています。

今回も団体運営のことがメインではあるものの、子ども時代に思っていたことなどわたしの知らなかったことも話してくれました。

ラーヴォが子どもだったころ、わたしがこんなことを言ったそうです。

「いつかバレる。」

嘘やごまかしはバレる。
それは明日かもしれないし10年後かもしれないけど、必ずバレる。

大人になってから他人の振る舞いを見ていて、それってほんとだなと思うことがいろいろあったそうです。

過ちは誰にでもあることだけど、隠さずにそのときすぐに告白して謝ろう。
溜め込んでいくとあとで自分の手には負えなくて、取り返しのつかないようになることもあるよ。

そんな話を子どもたちにした記憶はあります。

20年以上前のあのころを振り返ると、子どもたちもわたしもお互いにどこまで信頼できる相手なのかを探っていた時期でもあったと思います。

子どもたちには正面からアホみたいにぶつかっていってました。
だから、小手先のウソやごまかしをされると自分の力不足を感じて悔しかった。
まだみんなからの信頼を得られる自分じゃないんやな、と。
でも、今は子どもはウソつくよなぁ笑、ぐらいに思ってたりもする。

前々から自分の歩みはほんまに遅い。
やることも地味やと思ってました。

でも20年後にこんな話ができるなら、別にそれでもええやん。
ラーヴォは、いつもわたしの答え合わせをしてくれる大切な存在なんよな。

と、これを書いてみてからも、そうだったんやなぁと思う出来事がわたしにもありました。
バレたことを自覚してなくても、どこかでバレてるっていうことは知らず知らずに自身の信用を失ってることになるのでそれが一番怖いですね。
自戒を込めて。

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