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天文機材の管理❶

はじめに

8月ももう終わり、もうすぐ9月ですね。8月は梅雨末期の再来を連想させるような長雨に見舞われ、私の住む地域でも平年の8月の降水量の3倍以上を観測しました。幸い地域では、災害は発生しなかったのですが、かなり激しい雨が断続的に続いた為、恐怖を感じました。

そして、長雨を通して改めて問題だと感じたのが、天体撮影機材の管理です。

湿度と温度管理、そしてカビ対策。

安い天体望遠鏡を小学生の時に持ち始めてから今日まで、私は鏡筒やアイピース、一眼レフ等にカビを生やしたことはございません。

高校生まで貰っていたお年玉には一切手を付けず、大学生になってからはアルバイトで少しずつ貯めてきたのですが、ようやく予算を確保できたので、天体撮影の「沼」に突入しようと機材を揃えております。(これについてはまた9月以降に記事にするつもりです。)

とはいえ、実際に手元に届くのが早くとも9月ですので、まだ先ですが、、(それにコロナの影響で納期が遅れる可能性があるという連絡を受けておりますが、、)

また機材が増えちゃう!ということで、想像しただけで興奮するけれど、

管理(特に保管)方法を見直したい。。

と思いました。

本当は、天体望遠鏡やカメラ、レンズ等をお持ちの皆様に対して、どのように管理されているのかお一人おひとりにお聞きしたい次第ですが、それは不可能ですので、

今回、現時点で私が行っている保管方法をここに書き起こそうと思います。

おすすめの保管方法がございましたら、こちらにコメントしてくださると嬉しいです!

***

前提

私は保管にお金をかける余裕が有りません。ドライボックスは持っていませんし、勿論防湿庫を買おうとは思っていません。

とはいえ、防湿庫ってやはり必要なんですかね。。

その一

定期的に全ての光学製品を屋外に出すことを意識しています。天体観測した場合も屋外に出したとカウントします。

なぜなら、カビ対策には風を通すことが一番効果的だろうと思うからです。

具体的には、

一つ一つ取り出してカビが生えていないかチェックし、ブロアーで埃を飛ばし、収納しております。

汚れが気になる場合はクローニングクロスでボディを拭き、レンズにはクリーニングティッシュ、細かな所には綿棒を活用してメンテナンスを。再びブロアーをかけて仕舞います。クリーニング用品は全部安物です。

私は一連の作業を「虫干し」と呼んでいます。

問題は、どれくらいの頻度取り出せば大丈夫なのか?ということです。

カメラバッグにほったらかしにしてカビを生やしてしまったという話を聞きますし、私も忙しくて「虫干し」を忘れた時が何回もあります。

また、此間の雨のような日に「虫干し」しても意味ないですし。。

社会人になると「虫干し」を益々サボってしまいそうで怖いです。

今後所有する光学製品の数が増えますので、計画的な「虫干し」は大変になるでしょう。

という訳で、「虫干し」を頻繁にしなくても良い方法も探っていかないといけないと考えております。

その二

プラスチック製の箱に緩衝材を敷き詰め、シリカゲルや温度調整剤といった乾燥剤を入れて収納しています。鏡筒は縦向きに立て掛けて袋をかけ、フードの内側に乾燥剤を貼り付けています。

カメラは祖母手作りの布の袋に入れ、乾燥剤を中に入れて収納箱にしまっております。

仕切りは特に作らず、傷が付かないよう気を付けつつ互いに固定し合うよう工夫して収納しています。ちょっとしたパズルです。


ただ、1年半前に変化したことがあります。それがその三になります。

今日はここまでです。その三は明日にでも書く予定です。忘れないよう頑張ります。


おまけ

最初に載せた写真はEOS 6D, EF 50mm f/1.8 STMで撮ったものです。

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本当は星景写真を撮るために欲しいカメラのレンズがありますが、暫く買えそうにないので、このレンズでお昼間の撮影を楽しんでいます。使っていて思いますが、非常にコスパの良いレンズですね。

ちなみに、うちでは干し椎茸を手作りしています。数年前までは祖父母が家庭菜園で椎茸を作っていたので、それを干していました。祖父母の椎茸は平均10センチくらいの半径で1センチ以上の厚さのある大きなものでして、とても美味しかったです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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