0

全部自己満 音楽と物語が好き 気の向くままに

0

全部自己満 音楽と物語が好き 気の向くままに

最近の記事

光のない方にいったら楽かな

    • 短編小説 恋がしたい女の子の話

      「なんかこう、何をするにもドキドキする初な感じ?」 恋がしたい!!!でも好きな人も理想の人もいない、恋人ができたらやりたいこととかを話すけど、友達には少女漫画の読みすぎって言われるの 「あーあ、恋したーい」 「またそれかよ」 幼馴染の家で勉強中。 「手をつなぐだけでドキドキしたーい。」 「お前なぁ。」 「恋をしたあとに愛したいなぁ」 「まぁ、それは俺も思うけど、冷めたって勘違いするかもな。」 「えーでもドキドキが安心に変わったらずっっといっしょにいられると思わない?」 「

      • もしも…

        もしも「今」とても幸せだと思えたら、こんなに過去を呪わなかったのかな。 もしも自分を信じられたら、こんなに臆病にならなくて済んだのかな。 もしも過去に戻れたら、できなかったこと、失敗、全部やり直せるかな。 もしも過去に戻れても、今の自分ではなにもできなくて同じ運命をたどるだろうな。 もしも未来を信じられたら、今をもっと頑張れたのかな。 もしも生まれ変わったら、あの顔になって、声になって、あんな人生を送りたい。 「今」の唯一の光は来世だった。 馬鹿らしい妄想

        • ネイルを落とすだけで少しさみしくなる

        光のない方にいったら楽かな

          特にやらなきゃいけないことは無いのに時間があるせいで少し焦る。常に何かに追われてる感覚

          特にやらなきゃいけないことは無いのに時間があるせいで少し焦る。常に何かに追われてる感覚

          幻みたいな夏

          幻みたいな夏

          短編小説 私の神様

          「絶対に届かないあなたが好き。」 私はガチ恋というやつだ。バンドマンの彼が大好きで、ずっとライブハウスに通っている。 でも、付き合いたいわけじゃない。売れてないからという理由ではない。 だって私は最低だから。 趣味も特技も何もなくて、ただ彼が好きということだけで生きている。今日だって仕事でまたミスをして怒られた。「なにができるの?」なんて、私が聞きたいよ。昔から周りの人ができることもできなかったし、特におもしろい人間というわけでもないから、おもしろみのないなにもできない人と

          短編小説 私の神様

          なにも間違ってないよって未来で証明できるかな

          なにも間違ってないよって未来で証明できるかな

          空虚な空、ここには欲しいものはひとつもないよ

          空虚な空、ここには欲しいものはひとつもないよ

          暗い部屋でひとり、虚空を眺めてる

          暗い部屋でひとり、虚空を眺めてる

          短編小説 人間様(笑)

          「普通に生きられないからってなんだ!」 ずっと馬鹿にされてきたし、自分でも周りとはなにか違うことを理解してた。馬鹿にされて当然だとも思っていた。 普通になりたくて普通がわからなくて、普通を教えてもらおうとすると、途端に普通じゃなくなった。 僕だってこうなりたくてなったわけじゃない。 けど 「女の子」も「男の子」も全部に違和感があった。そして、その違和感がコンプレックスになっていった。これ以上「普通」じゃなくなったら、僕はどうやって生きれば良いんだろう。 夜道をふらふらと歩

          短編小説 人間様(笑)

          強くさみしくなんとか生きる

          強くさみしくなんとか生きる

          短編小説 お前なんて嫌いだよ

          「まぁミスったら死ぬけど、やらなきゃ確実に死ぬだけだよ」 殺し屋になって数年、相方ができた。 ただ、俺の相方はとんでもなく馬鹿だった。 無理ばっかして、なんでもかんでも頼ってはくるものの、1番危ないことは自分でやってしまう。 「お前は本当に馬鹿なのか?」 「いやーちょっとね〜」 「ちょっとねーじゃねぇよ!なんだこの傷」 「ヘマしちゃったねー」 「なんで、頼ってくんねーんだよ」 「…そんな悲しそうな顔しないでよ〜ごめんって」 「…早く手当しに行くぞ」 ある日、あいつが危ない

          短編小説 お前なんて嫌いだよ

          あーあ今日も良く頑張ってしまったなー

          あーあ今日も良く頑張ってしまったなー

          短編小説 はっぴーえんどろーる

          「死んでやると叫んでから、何年たったんだろう。」 死にたかったあの頃。 やり残したこととかを必死に探して息を繋いでいた。バッドエンドになる運命でも、僕には似合ってるよって笑えたな。 それでも君は死にたいって叫んだ僕のとなりで 「君が幸せにならなきゃおかしい!」 って叫んでくれた。 こんなどうしようもない僕に光をくれたんだ。光だと思ったんだ。 運命に振り回されて、バッドエンドが手招きしてる。そんな日々に嫌気が差して、なにがあっても守っていたかった、自分の心が悲鳴をあげてわか

          短編小説 はっぴーえんどろーる

          短編小説 狂愛?純愛?

          「ずぅーっといっしょだよ?私無しで幸せになるなんて許さないからね♡?」 私の髪を乾かす君。 わ足の膝を枕にして寝てる君。 いっしょにご飯を食べてる君。 朝、目を覚ますと隣にいる君。 どんな君も私といなきゃいけないの。 私が知らないことがあるだけで気が狂いそう。 おかしいってわかってても止められない。 そして、あなたはそんな私を止めないし、笑顔で許してくれる。 なんで?なんて聞いても 「好きだからだよ」しか言わない。言葉も行動で証明してくれる。 君以外の人の幸せなんて望んでな

          短編小説 狂愛?純愛?