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英検1級合格体験記<第5話:二次試験対策~「書く」と「話す」のギャップ~>

2022年3月に英検1級に一発合格しました。受験を決めて合格までの約3カ月の軌跡を、勉強法や本番の雰囲気なども交えながら、関西人・富田氏(仮名)と林氏(仮名)の会話風でお届けします。

第4話:一次試験本番 の続きです)


第5話:二次試験対策


富田: 二次試験はいつから勉強始めたん?

林: 一次試験は十分手ごたえあったから、結果発表を待たずに直ぐに始めたよ。二次試験対策は全然やってなかったからな。

富田: 二次試験っていつやったけ?

林: 3月6日。一次試験終わったんが1月23日やから、1か月以上あったな。ただ、日程は何個かあって、確か20歳以下の人は2週間早かった。

富田: レミオロメンは3月9日やったっけ?若い人の方が早いって不公平やん。

林: そうかもな。2週間多く準備できるのは全然ちゃうけど、早く終わってほしいという気持ちもあったな。

富田: 二次は面接やんな?どんなんなん?

林: ライティングと似たようなテーマについて、2分でスピーチして、その後、質疑応答が4分ある。

富田: ライティングと同じテーマやったら、対策はもうできてるんちゃうん?

林: それがやな、書くのと話すのでは大違いやねん。書くのは考えてから書けるけど、話す方は考えている沈黙があると、減点要因になるらしいねん。well...とかlet me see...とかで繋いでも限界あるしな。

富田: 2分英語でしゃべり続けるのって大変やな。2分ってどんだけ喋れんねやろ。たかが2分されど2分。。。

林: ライティングは理由が3つやったけど、これを2つにしたくらいの感じかな。でも、模範解答みたいに話せるようになるのは想像つかんかった。

富田: どんな勉強したん?

林: とにかく実際に口を動かすしかないわな。最初は、勉強した分の「見える化」を兼ねて、原稿を作りかけてんけど、なんぼ原稿作ったところで、本番では見られへん。せやから、書く暇があったら話す練習に注力しよう思った。

富田: 考えてみたら、まぁそらそうやな。

林: あと、YouTubeで英検1級満点合格したという英語講師の人が模範スピーチを沢山見せてくれているチャンネルがあって、めちゃ参考になった。テキストの字面と違って、実際に話している様子を見れたのはでかかったで。特に、100問の例題にライブで視聴者とやりとりしながら賛成・反対の理由を考えて、実際に2分で話してみるという動画は、自分でも話してみたりして練習になったわ。

【英検1級スピーチ】200題チャレンジ!【前半戦】 - YouTube

富田: 満点って、すごい人も居るもんやな。

林: YouTube見たらわかるけど、それだけ努力してはるわ。あと、ライティングとの違いは、ライティングは自分のほんまの意見と違っても書きやすい立場で書けば良かったけど、スピーキングは、ほんまの自分の意見でないと話しにくいことかな。

富田: そんなもんか?

林: ひとつは、面接官の目を見ながら話すので、嘘はつきにくい。あと、ライティングは書くだけの一方通行やったけど、スピーキングは質疑応答あるから、自分の考えと違ったら、言葉が瞬時に出てけえへん。

富田: 確かに、他の人が書いた文章の丸暗記やと、大根芝居になってまいそうやな。

林: そう、やっぱり気持ちが乗らへんからな。

#英検

第6話:二次試験本番に続く>


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