見出し画像

アメリカ横断旅行その9~ロサンゼルス


ようやくこの旅の折り返し地点です!
ロサンゼルスには2泊したので一気に書きます~。

Day 11 Las Vegas-Los Angels

5月28日
ラスベガス→ロサンゼルス

州:ネバダ→カリフォルニア
所要時間:4時間
天候:朝から暑いラスベガス。
時差:-3時間

10:30 In-N-Outへ 
11:00 ホテル出発
11:30 セブンマジックマウンテン着
12:00 出発
16:00 Airbnb着

ラスベガスはこの日も朝から暑かったです。

朝お散歩に行こうかと思いましたが、前日の疲れで断念。(夫は行く気満々だったけど私が無理だった)ホテルでのーんびり過ごしました。

この日は移動日。ロサンゼルスに行く前にお昼ごはんを買ってから行こう!ということで、西海岸にしかなくて、安くて美味しいと言われている(ネット情報) In-N-Out へ歩いて行きました。ホテルから10分くらい。10時30分開店になっていたけど10時20分頃着いたらすでにお客さんが居ました・・・!? メニューを見てもよく分からなかったのでお手軽なミール(日本で言うセット)にして、チーズバーガー・ポテト・飲み物を頼みました。テイクアウトして、車へ向かう途中にHawaiianクッキーを発見!ついつい立ち寄って買ってしまいました…。ここのチョコが付いたクッキーが好き過ぎて・・・(会社員時代よく同じ課のお姉さまがハワイ旅行のお土産でくれた)真夏の暑い時期だというのにも関わらず買いました。高いんだな〜これが。1枚2ドルなり。

車に戻ってきて、ハンバーガー実食!

この時写真を撮り忘れたので、2回目に食べたハンバーガーを。

(うむうむ、これは美味しいぞ。野菜もたっぷりで新鮮。パテも手作り感…美味しい!なにより生の玉ねぎが美味しい!これはマックより健康的!ポテトもマックのような細さだけどお芋間が結構あって・・・好き!)

お店のホームページにこんな事が書いてありました。

From the first bite of your burger to your last french fry, quality is the most important ingredient at In-N-Out Burger. We don’t freeze, pre-package or microwave our food.
We make things the old-fashioned way.

In-N-Out 公式ホームページより:https://www.in-n-out.com/menu/food-quality

冷凍したり、あらかじめ包装したり、電子レンジで温めたりすることがないそうで。だから手作り感があって美味しいんですね~。ファストフードなのに素晴らしいクオリティでした。

この日は移動オンリーなので、時間があるため途中セブンマジックマウンテンへ寄りました。

どこからどう見ても人工物

前回の記事でも述べたように、私達は陰キャラなのでこういうところでポージングをして写真を撮る等という行為は己の羞恥心を捨てる事が出来ないので、不可。娘も大して興味がなくカラフルな岩よりも地面に落ちている地味な石を拾い集めていました。さすがわが娘。いいセンスしてるわ。

再び走り出し、夕方にロサンゼルス到着。
アルディで食材買ってAirbnbへ向かいます。今回の宿はガーデナという地域にある宿です。

ガーデナ市は北米で一番日本人の割合が多い都市であり、日本の企業も多いとのこと。
さらにTOKYO CENTRAL という日系スーパーがあり、このスーパーはあの”驚安の殿堂ドンキホーテ”の系列なんですね。ドンキのホームページにも店舗が載っていました。(Airbnbから徒歩3分のところにあったのに、娘の体調不良が続き結局行けなかった…)アメリカに住んでいる我々にとって日系スーパーは明治屋や紀ノ国屋をも超える超高級スーパーであり、エンターテイメントの一つでもあるのです。そこへ行けなかった時の悲しみったら・・・。

とりあえずガーデナに着いてから西友並み日常使い代表のアルディに向かいました。
なんとアルディに豚バラが売ってました!しかも安い。私の住んでいる地域のアルディにはありません。

この日の夕飯は豚バラ丼にして、幸せな夜でございました。

ロサンゼルスのAirbnbの周りはこんな感じで、ヤシの木がたくさん。

アメリカでは珍しく土足禁止の家で、床が綺麗でとても快適でした!土足文化はいまだに慣れません。家主が韓国系の方でラーメン皿のような深いお皿やお茶碗なんかもあって使い勝手が良かったです。

Day 12 Los Angels

5月29日
ロサンゼルス観光

10:00 ウォークオブフェイム
13:00 サンタモニカ
16:00-17:30 グリフィス天文台


この日は朝からちょいとした夫婦喧嘩を(笑)
娘がごはんを全然食べなくて、ついつい怒ってしまいました。反省。


気を取り直して・・・Walk of fameからこの日はスタート。
近くのショッピングセンターの駐車場へ車を停めて歩いて見学。

夫は大ファンのマイケルジャクソンを必死に探していました。見つけた瞬間普段は写真を撮って欲しいとは言わないのに、この時ばかりはかなり積極的に撮ってくれとの要望を受けました。(笑)

嬉しそう・・・。

そしてマイケルジェーフォックスも見つけてこれまた嬉しそうで。笑
私は特にハリウッドスターに興味がなかったので、こちらだけ。

スヌーピーの作者


我が家の究極の癒し系アニマル world famous super beagle


さらにアカデミー賞の授賞式が行われるドルビーシアターもGoogle map上で発見したので行ってみました。

ここしか見れなかった。

一般人も入れるらしいのですがツアーの申し込みが必要だそう。
正面入り口がどこなのかこの時は結局分からず。後に調べてみると大通りに面しているところにあるので通っていたけど見逃していただけでした。

そして我々が車を停めたショッピングセンター(だと思っていたこここそがドルビーシアターの施設内だった。)の渡り廊下からHOLLYWOODサインが見えました。
遠いと思っていたけど、後にも先にもこれが一番はっきりと写っている写真となりました。遠いんだな、Hollywoodってのは。

この周辺案外寂れていて、やることがなかったのでお土産のオスカー像だけ買って、少し早めのお昼ご飯を食べることにしました。近くにIn-N-Out があったのでまた行くこと。

お店の外観


丁寧が過ぎるドライブスルー

この日は普通のバーガーとチーズポテトを。

見よ、このチーズの黄金の輝き

バーガーは普通に美味しい。チーズポテトは…美味しいけどやっぱりチェダーチーズはバーガーに入れたいと思ってしまう…。それにしてもほんとに美味しくてハマってしまったというのになぜアメリカ東部に無いんだろうか。残念です。とりあえずインスタのアカウントだけフォローしました(東部じゃ食べられないのに)

娘は朝ごはんに引き続き、お昼ご飯も全然食べてくれず…気まぐれにしてはちょっとおかしいなと、この頃になってようやく他の理由があるんじゃないかと思い始めていた…。

ハリウッドを後にし、サンタモニカへ向かいます。
向かう途中ガソリンスタンドを見て驚き。レギュラーが1ガロン6.29ドル?!(1ガロンは3.79リットル。つまり1リットル1.66ドル=210円(この日は1ドル127円))
東から西へ進んでいくと、ガソリンの価格は中部の田舎で一回下がって西でかなり上がるんですね。私の住んでいる地域と比べると1ドル以上高いではないですか・・・。

アメリカは物価が高いと日々痛感するけれども、住む地域によってもこんなに差があるなんて、今住んでいる地域が田舎で良かったなと思いました。
カリフォルニアには住めぬ...。

サンタモニカへ着くと・・・

白い砂浜~


ビーチ!久々の海!そして相変わらず日差しは強いけど涼しくてとっても快適でした。めちゃくちゃ気持ちよかったです。娘は人生初めての海!そして砂浜。歩かせて見たけど、砂が嫌いみたいで泣きだしてしまったのですぐにやめました。

娘は全然楽しんでいません、楽しいのは母だけ。

ここサンタモニカはルート66の最終地点です。
サンタモニカピアにその標識があるためパシャリ。

End of the trail


この日は休日だったのもあり小さな遊園地やたくさんの飲食店があるサンタモニカピアは人で溢れかえっていました。コロナ・・・なんてどこへ行ったのやら。

遊園地はまだ娘には楽しめそうになかったので、桟橋の端まで海を見ながらお散歩をしました。と言っても人込みがすごいので娘は抱っこ。

海風が気持ち良い
海水浴を楽しむ人たちもたくさん居ました

カルーセルがあったので夫と娘で乗ってもらいました。大人2ドル、子ども1ドル、2歳以下無料です。母は写真係です。この時は知らなかったんですが、こちらのお馬さん達なんと1916年製だそうで100年以上も働いているんですね。驚きです。

終わった後、この腰につけた安全ベルトがなかなか取れなくて最後の一人になり焦る

いつもなら娘はこんなの見たら絶対喜ぶのにこの日は反応が悪い・・・。暑くて喉が渇いているのかもと思い降りた後にスタバで子供用の冷たいピューレを買ってあげたらゴクゴク飲んだので少しお腹が空いていて暑かっただろうなという感じでした。

よく見る看板


この看板の脇で若い黒人のちょっとやんちゃなお兄ちゃん達が路上パフォーマンスをしていて、結構観客が居たのでちょっくら拝見。ここでの思い出は、彼らのアクロバットよりもマイクパフォーマンスでした。マイクパフォーマンスをしていた男の子は黒人です。彼は黒人の仲間のことを”black”と呼んでいました。けれどもそれはジョークなんだと。なぜなら人種差別自体がジョークだからだと。(私は全然聞き取れなかったので夫の解説です)これを言い放った瞬間そこに居た白人も黒人も人種関係なく「よく言ったぞ!その通りだ!」と言わんばかりの歓声を上げていました。そんな若者たちを木陰に座って見ている黒人のいい年をした人達がなにやら怪しげで…(なにか吸っているように見えました)どういう気持ちで彼らのパフォーマンスを見ていたのかと思うと少し悲しくなりました。日本に居たら考えなかったであろう人種問題。アメリカに居ると嫌でも考えさせられます。薬物もどことなく香ってくるので嫌でも考えさせられます・・・。

雲一つない青空(日差しが強すぎる)

駐車場まで歩いていると、この辺に常駐しているのであろうおじさんに「ここの日差しは本当に強くてすぐに焼けちゃうから気を付けて」と言われ、そういえば暑いよねなんて腕を見ると家族全員結構赤くなっていました。(十年後の自分の肌を想像すると恐怖です・・・。今回の旅行はかなり焦げましたので泣)

お次はこの日最後の目的地、グリフィス天文台へ向かいます。
グリフィス天文台と言えばラ・ラ・ランドのロケ地!主人公の二人が満天の星の下でワルツを踊ったシーンの舞台なのです。ここからはロサンゼルスの街が一望できます。HOLLYWOODサインも見ることができるということで楽しみにしていました。
グリフィス天文台は340mほどの山の上にあるのですが、天文台に駐車場が隣接しているのでトレイルとかなくて楽だなぁなんて思ってました。けれども駐車場まで行くのに途中から大渋滞。道の脇には路駐が沢山。何故だろう・・・上の駐車場空いてないのかなぁなんて話していたんですよね。やっとの思いで駐車場入り口に着くと警備員にここの駐車場がフルだからあちらへ。と指示されまして。あちらとは・・・。そう、まさかの登った山を下れというのです。えーーーこれ車停められなくて天文台に行けないのかなぁなんて思いながらせっかく登った山を降りていくとそこには大きな駐車場が!行ける事に安堵した我々ですが、車でかなり下ってきたよね・・・?
それでも行かない選択肢はなかったので、ベビーカーを押し再度徒歩で山を登ることに。

地図右のグリフィスパークトレイルズあたりが実際停められた駐車場。

とにかく日差しが強く、ベビーカー押しながらの結構急な坂なのでかなりきつかったです。夫と交代しながら坂を上がっていきました。
坂の途中に路駐してあった車が・・・!
”月に代わってお仕置きよ!”こんなナンバーフレームあるんですね。思わずパシャリ。


汗だくになりながら登りきり、やっとの思いで辿り着いたグリフィス天文台。

芝生があったら座りがちな外国人

無料なのに、なぜか入口でみんな”何か”を見せている。
近づいていくとそこにはまさかの”コロナのワクチン接種証明書、IDカード提示必須”、”マスク着用”の貼り紙…。この時は上り坂がきついから荷物を少なくしようということで心配性の夫がいつも持ち歩いている荷物(書類等が沢山入っている)を一部車に置いてきたんですよ。そこにワクチン証明が…Ω\ζ°)チーン 今更アメリカでワクチン証明が必要なところなんてないだろうと思っていたので、まさかでした。事前に確認すべきでしたね。そして荷物を減らす提案をしたのは私だ、すまぬ。

夫が意を決して再度坂を降りることに。笑 本当にすまぬ。
30分後ぐらいに疲れ切った顔で戻ってきた次の日は絶対筋肉痛な夫と合流して受付へ向かいます。ワクチンの証明書とパスポートを提示して無事関門突破。夫に拍手。

建物内はエレベーターがあるのでベビーカーでも余裕でした。建物に入ってすぐに大きな振り子がありました。

振り子時計の天井
振り子時計
それを覗く人々
天文台からの景色
天体望遠鏡(ドアの窓から撮っているので私が写っていますね笑)
ハリウッドサインが見えますでしょうか。

ここもHOLLYWOODサインが見られることで有名なんですが、これまた遠い・・・。さすがは夢のHollywood・・・。(トラジャか)陰キャの我々にそう簡単にはハリウッドを見せてはくれないのですね。お天気は良かったんですけどね、なぜか霞んで見えました。残念。


ここの天文台は特に夜景がきれいだそうで。夜景かぁ・・・見たいんですけどね、アメリカの夏は暗くなるのが遅い。21時頃にならないと暗くならないから、子どもがもたないんですよね。長旅中の私達には無理でした。

とまぁこんな感じで思わぬところで時間をロスしてしまったので帰る頃には夕飯の時間になってしまい、娘だけ車の中で先に夜ごはん。最近の中ではかなり食べた方だったので体調は大丈夫なんだな。と思いながら帰宅。宿について一応熱を測ると37.8度少々高め。我々も結構歩いて疲れていたのでみんなで早く寝ました。

娘はこのハードスケジュールで疲弊し、かなり暑い日が続いていたので、若干熱中症になっていたのかと思います。申し訳ない・・・。大人も大変な長旅、一歳児はもっと大変だったことでしょう。適度な休憩を挟むことが大事ですね。反省と今後の教訓です。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?