災害と人災を考える②柳田邦男
前回は、寺田寅彦と吉村昭から、津波について考えました。災害は自然相手のものだから、何十年、何百年の積み重ねた知識が必要。明日起こるかも何十年後に起こるかもわからないものに対して、根気強く備えるのだから、個人の備え以上に、防災を教育など、身近なところに取り入れる必要性を強く感じました。
想定外だから仕方ない?2011年の東日本大震災で原発事故は、まだ記憶に新しいと思います。
当時私は15歳で、中学校から帰ってきてから、爆発の起きた原発の映像をテレビで眺めました。
しかし、それ