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サウスポー(左利き)の肩の痛み

今日はサウスポーのハンドボール選手を診る機会に恵まれた。

左利きは右利きとは違う

まずこの背面の写真から左肩が下がってるのがわかると思います。

またスクワットをすると、左に骨盤がシフトしました。左に体重が、かたよってのってしまってると言うことです。

そのことをふまえて、左肩下がりの原因である右の肋骨の外旋(挙上)を呼吸で改善していきました。

そうすると、左肩の内旋制限、右股関節のつまり感が改善しました。(これは肋骨を外旋するとすぐ元の可動域に戻るため、一瞬かわるという評価の為の、手法です)

これで、アプローチは右肋骨を内旋するエクササイズを中心に、行いました。四つ這い、片膝立ち、立位と面を変えながら、右の腹斜筋、腹横筋に意識を入れながら行いました。

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そのトレーニングの中でパルクールバーでの足抜きや、キャットウォークを行いました。

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この肋骨の内旋がうまくいくと、この種目はきれいにできてくると思います。

そのあとはランドマインドリルで、右の肋骨をさげながら、プッシュ動作を行いました。

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それを右の体幹の意識は常に持ったまま投動作につなげていきます

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その後はセーフティバーでの肋骨内旋ポジションでのスクワットを行いました。

普段より深くしゃがめて、臀筋にしっかり入ってる感覚が得られてと思います。(このスクワットの選手は右利きの違う選手です)

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今回は胸郭からアプローチしたら、肩も股関節もいい結果が得られました。

左利きは左利き用のアプローチがあります。

6月7日に菊池雄星選手のトレーナーである根城さんをお招きしサウスポーの正体という題でセミナーを開催予定です。





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