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「制作と葛藤」の年だった2023

2023年、今年もありがとうございました。

あまりnoteを書く気がなかったのですが一応記録として残しておきたいと思い、今紅白歌合戦が始まる前に綴り始めています。


2023年は「制作と葛藤」の一年


まず結論から行くと、今年は私にとって「制作と葛藤」した一年だったと思いました。
今年は新たな挑戦というよりは、「いかに昨年の挑戦から成長できているか」がキーとなっており、正直思ったより跳ねてないなーもっと行けたなーというところが多々見られた年でした。

ただ、今年も今まで以上に挑戦もしていた。その中での気づき・考え方などが成長できたのかな、と思います。


#グループ展  ー自分はクリエイターなのか、そうでないのかー

今年新たな試みの一つとして、「創作活動への挑戦」が大きくありました。

まずは、グループ展への参加。

以前から知り合いだったコミュニティの友達にお誘いいただきグループ展に参加。1回目からドキドキだったのですが、まさかの盛り上がり2回目を9月にやるというとんとん拍子で2回も個展をやることに。

正直、自分はあまり0からやりたいものを表現する、ということが少し幼少期から苦手意識があり。日頃の仕事も「誰かのために考える」という念頭が強く自分のやりたいことを自由にやろう!というのはどこか楽しそうだな、羨ましいな、と思っていたのですが、どこか苦手意識がありました。

1回目の個展では、お友達と絵本を作り、一つのお話を作って見るということができたと思います。
1回目は「冬のオノマトペ」がテーマだったため、「すやすや」をテーマに、「すやすや休暇」というストーリーを描きました。
この背景には産休・育休問題への考え方について提唱するような、「すやすや休暇(=冬眠休暇)」のある世界を創造して冬眠する動物としない動物がいる企業を舞台に物語を執筆しました。

はじめてストーリーを書いた「すやすや休暇」。いつか実際の本にしたい。


また、2回目は「秋のやきいもカーニバル展」ということで、どういうテーマにするかかなり悩みました(笑)。そこで、「やきいも=燃え上がる炎→SNSの炎上」をテーマにした「やきいも家族」というテーマで、犯してはいけないタブーを行なった夫婦が村で叩かれながらも、受け入れられるまでの話を執筆しました。

「やきいも家族」

また、どちらの個展でもテーマ全体のコピーを考えさせてもらいました。なかなか実務で書けていないけれど、コピーを書くのって楽しい。そういう気持ちを思い出させてもらえた気がします。

冬のオノマトペ展のコピー
秋のやきいもカーニバル展のコピー

こういった創作活動は、どうしても「自分がやりたいことがそんなにない」という壁があったなと感じました。しかし、自分にとって課題認識や「負」となるエネルギーは創作の力に変えることができるんだということに気づくことができました。クリエイターではなくビジネスマン意識がどんどん強くなる中で、こういった発信や活動をしていきたい自分の存在を再認識できたきっかけだと思います。

また、これもやはりひとりでだったら決してできないチャレンジだったので、こういう自分を巻き込んでくれた友達ができたことに本当に感謝しかないなと感じました。

今後も創作活動については何かしらアウトプットして、いつかより広がるような発信ができればいいなと考えています。


#海外コンペ  ー足りていないものと世界の広さを実感ー

もう一つ大きなところで行くと、海外コンペの挑戦でしょうか。韓国・釜山で開かれる国際広告祭の「MAD STARS」のヤングコンぺである「NEW STARS MAD Competition 2023」に参加しました。

昨年参加した#アートとコピー で何度か組ませていただいたペアの方と、挑戦。まさか予選のエントリーシートが通過すると思ってなくて、本戦で韓国・釜山へ行くことに。

慌てて本戦に向けた対策・実践練習をしていたので、本番まではかなりあっという間だったなという感覚でした。

会場であるBEXCO
会場の廊下には、ノミネート作品が展示
本戦コンペの会場(ほとんどみんないなかった)


#ひとり〇〇  ー自分を見つめ直す機会の増加ー

また、今年は思い詰める機会も多く、「ええい、どうにでもなれ!」といった気分でひとりでアクティブな活動が増加。

例えば、「ひとり海外」。コロナのタイミングで当時行けなかった卒業旅行リベンジとして、ゴールデンウィークにシンガポールへ単独で乗り込んできました。

マーライオンとご対面

シンガポールの入り混ざっている文化・文明に触れつつ、日本との違いや似ているところをひしひしと感じました。

マリーナベイサンズからの景色。めっちゃ天気いいー
映えのカトン地区。楽しそうですね


まあ先程の海外コンペでも思ってたんですが、やはり課題は「英語力」にありました。リスニングとスピーキングができなさすぎ。高校の時の方ができてたんと違うか。ちょっとこのままだと不味いなと焦りました。

なので、下期からは「とりあえず英語はやらねば」精神でTOEICと英会話をやったり、できなかったり、、、とりあえず今まで3日坊主だったところを少しだけ続けることができたのは大きかったと思います。


2024年は「跳躍」したい

仕事に追われながらも、年末はM-1にもハマり大きく刺激を受けました。令和ロマンのくるまさんのM-1やお笑いへの分析力、戦略のインタビューの話はすごく目を見張るものがあり、これはほんとに仕事のコンペ・ヤングカンヌにも相当通じるものがあるなと。

今まではあまりデータがない中「とりあえず挑戦しよう!」のことが多かったですが、今年は少しだけ溜まったデータをもとに「じゃあこれは違うかー」みたいな軸を仮説で持った年。もちろん事例や受賞作の分析もしていたので、今までの中で中途半端な知識がついてかえって一緒に組んだペアの子を困らせてしまったところもあった気がします。

戦略プランナーという職務だからこそ、戦略も重視しつつそのアウトプットが追いつかない現状への葛藤がますます強くなってしまった一年でした。
だからこそ、来年に向けて取り組みをすることで、2024年は「跳躍」の一年にしたい。そろそろ苦しい時間は終わりにしたいな、といった歳になってきました。

次が社会人5年目。
今年取り組んだ制作・挑戦や感じた苦悩・葛藤を受けて、2024年はどんな一年になるのか。
恐怖もありつつ、少し大きな転換となる一年にもできるといいなと思います。



改めて、2023年お世話になった皆様ありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。



#今年のふり返り

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