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言いたいことが言えない世の中。


ヘッダーの写真は、東京都現代美術館で石岡瑛子展とやっていた「MOT ANNUAL透明な力たち」である。最初は石岡瑛子展目当てで行ったが、非常に面白いアートな展示会だった。

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その中に、入った人が参加できるスペースがあった。



中島佑太さんの「あっちがわとこっちがわをつくる」。

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世の中のルールなどへの思いを新聞紙でできた壁の向こう側に飛ばすといったものである。

そこで、「出る杭が打たれる、空気を読むとは?」とかいて飛行機で飛ばした。

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壁の反対側に行くと、「送られてきた紙飛行機に赤字で答えましょう」というものがあった。私のこの紙飛行機にも何か返信されて元の場所に戻っているかもしれない。


私は、出る杭になりたがる人間だ。だが、出る杭になるのは非常に怖いことだし、一歩間違えると社会で生きづらくなる。空気を読みすぎて後悔することも大きい。

出る杭になって失敗するパターンはいくつか考えられる。

①誰かを傷つけてしまう

思い切ったことをして人を傷つけてしまったら批判されてしまうだろう。炎上している広告も、話題に切り込み方を誤ってしまい批判の嵐になっている印象がある。行動するときは常に誰かを傷つけていないかは考えなければならない。

②深く考えずにやってしまう

出る杭とはかなり覚悟が必要なことだ。あまり考えずに勢いで行動するのは良くない。考えた上で出した結論や行為はまだ救いようがあるが、「知らなかった」「そうなると思ってなかった」なんて言葉は許されないのだ。道徳的なことは弁えていることが最低限だ。


ただ、日本人の空気を読みすぎて、本当のことが言えない傾向があると思っている。最後に残る唐揚げ、誰からいく?、質問ある人?、お受験、いじめ、、、思い当たる節がたくさんある。

そういった問題を解決できるような仕事ができたらいいなとは思っている。どうやってやるかはまだわからない。

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