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私の仕事に対しての考え

中小企業の中間管理職として
中途採用で入ってくる新人、既存の社員、退職する社員と
自身の部署の業務との間で、日々考察しています。

基本的な考え

コロコロと目まぐるしく変化するこの時代、仕事において
私の仕事をする上での基本スタンスはこの2つです。

「キツくない事では、成長はない」
「なるべくラクに仕事をしたい」

困難を乗り越えるには、人は試行錯誤し乗り越えようとします。
※もう無理とか、どうせとかで諦めない限り

仕事の際にはこの試行錯誤(Try&Error)の数が多ければ多いほど
その人の成長があると考えています。

そして、ラクな仕事がしたい。
楽しい事って続けるのも簡単ですし、苦もないですよね?
それが仕事だったらどんなに良いか。
社会人になり誰もが一度は、思うことです。

しかし、楽しい部分だけを仕事として行っていたらどうなるでしょう?
仕事には、やりたくない部分ってのが少なからずあります。
そこを避けては通れません。(通れるときもありますが・・・)

※年齢、役職、社歴、色々と回避不能な状況にはなっていきます。

私はココで、考えを変えるようにしました。
やりたくない部分ってなんでだろう?と
それを楽しくはならないにしても、もう少しラクにはならないだろうか?と

困難な仕事がラクになる方法ってないのだろうか?


それは、マインドの問題なの?

よく、ありがちですが
出来ないやつや新人に対して

マインドが大事!
マインドチェンジが必要!
なんて事を言う方も多くいらっしゃいますが

実際に、その本人に「頑張っているのか?」や、「最近どう?」
とかをヒアリングしても、「頑張ってます。」とか、「忙しいです。」
という回答が来るでしょう。

それは、誇張ではなく、実際に頑張ってはいると思いますし、暇そうであるとは思ってないので、忙しいのだと思います。

とどめで、「君は仕事に対してのマインドが~」なんて言い出した日には
数週間後には、退職届が出てきます。
これで、だいぶ変わってくる人は、そもそも勝手に成長してます。

結局、部下や新人の様子を伺いながら辞めないように仕事を割り振る
という本末転倒な感じになります。
それは、新人が駄目なのか?上司が駄目なのか?どっちもなのか?


そもそも、仕事って?


仕事を行う上で、利益を出すことが至上の目的では無いでしょうか?

たしかに、細かく見れば
人のため、環境のため、自身の為など、金が全てでは無いよ!
なんて声もあります、否定はしません。
誰かのために無償の行為は私も行います。

しかし、一般社会では
先立つ物がなければ何も出来ません。それが現実です。
金で全て解決とは行きませんが、金で解決できる問題も数多くあるのも事実

そして、会社(法人)と言うのはこの利益を求める事が目的であると思ってます。
その為の組織であり、チームなのだと考えています。


全ては有限

御存知の通り、時間は有限です。

・勤務時間8時間
・睡眠時間3-8時間
・1日24時間
・1年365日
・土日、祝日、年末年始などの休み

・就労可能は、18歳
・定年は、60-65歳
※例外は色々ある

・寿命は大体80歳-120歳

他にも会社の資源も有限です。
・社屋の広さ
・営業車の台数や乗車可能人数
・原資、利益(売上-諸経費諸々)
・人的なリソース


効率UPは正義

・利益は上げたい(成果は出したい)
・色々有限
・ラクはしたい

これらを達成するには、効率UPは絶対です。
この話をすると、徹底的に無駄を排除しようとする方が出現するのですが
※一人で全てを行っているのであれば、徹底的なムダの排除でもOKです。

仕事は複数人で行う事が多く
ココが仕事の難しいところで、片方には無駄かもしれないことが
実は別の担当からすれば効率的な行為だったりします。

フォローのメールを送るだけで
その後のクレームじみた問い合わせがなくなるとか

そんな事もあるので、現場からは必要だと言われることもあります。

そこで必要なのは
試行錯誤の回数と、その結果に基づく判断が必要となります。

要は証拠です。
複数人の意見をまとめたり、変更するには
それなりに納得できる材料とその証拠が必要となるのです。

簡単に仕事の効率UPする流れ

ムダを排除したい
   ▼
試行錯誤や検証をして(証拠の作成)
※困難な道
   ▼
改善・改良をする
   ▼
効率UP(ラクになる)

困難な道に進むのを避けると、ムダかもと思いながらも
現状維持のほうがラクだからと、何も変わることはなくなります。

変わらないということは
毎日嫌だなーって思うポイントが減ることも無いので

基本作業として発生するポイント:20
1日で大変だと思うポイント:1
試行錯誤にかかるポイント:30

基本的な考え方は上のグラフのようになると考えています。
困難な道の方が最終的に、その仕事はラクになる傾向があると思います。

そして、この改善を行う為の、試行錯誤や諸々作り上げていく過程は
個人の成長を著しく促します。

このような経験を通して行くことで、失敗は次の糧となり、成功は自信に繋がります。
自信が出てくると、困難な道を進むことも臆さずになり
最終的には、高いマインドへと変わって行くものであると経験上感じています。

ですので、前述している
マインドの付いては、結果論であり
そこが高みに至っていないのは、過程が出来ていないもしくは蔑ろにされているからであると考えています。


実際に、私が行っている改善方法などは順次ご紹介したいと思います。

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