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仕事で上に上がるということ

仕事をしていて、出世は目指すところでもありますが
上に上がると、意外と自分の思った職務内容ではなくなることがあります。

上に上がる(出世)するということは、責任や守備範囲が広くなることと同義です。

現場の仕事の守備範囲のまま、自分がやりたい事だけのまま出世なんて
ないと思います。

プレーヤーか、マネージャーかでみる目線が違うからです。

プレーヤーは自分の仕事(やりたい事)と与えられた仕事がマッチした時には、集中してそれだけやってても評価は上がります。

しかし、マネージャーとなるとそうはいきません。
全体の成績や流れなどを把握して、プレーヤーに対してあれやこれやとやる

意外と裏方な仕事が増えます。

むしろ、上に行けば行くほど表に出るというより裏方になることが多いと思います。

野球やサッカーなどのスポーツに例えれば、そのまんまです。


監督は実際にプレイすることはありません。
お客のために、選手のために、オーナーのために、とにかくどうすればベストなのかを考え実行していくだけです。


成果は総合的に判断されます。
良い選手がいるだけじゃNG、ホームランを打つだけじゃNG、
そこそこの選手でも、そこそこの成績で、ファンも満足で、オーナーからの評価も高い、オールランダーな要素が求められると考えます。


しかし、これが、わかってないマネージャーが多い
マネージャーがプレーヤーみたいなことを言ったり、やったりしていて

世の中には、プレイングマネージャーなんて言葉もありますが
マネージャーはなんとか、マネジメントする時間を捻出しないと

プレイしてるだけでは、仕事をしているとは言えません。


マネージャーは、忙しいは言い訳にはならない
だって、その原因を突き止め、解決していくのが仕事だから

バッターがバットを1試合に3回以上振らなきゃ行けないんですよ!
困っちゃいますよ!って言ってるのと同じです。

それが仕事でしょ!ってなりますよね。


人に振ってばっかのマネージャーもうまく回って、部下からも上司からも高評価なのであればOKですが、どこかしらから、不平不満が出ているのであれば、それは管理責任を問われる案件となってしまいます。

世の中、年功序列がなくなってきて、能力主義になるとこの辺りも
明らかに、有能なのか、無能なのかが顕著に露呈してしまいます。


これからの時代、しっかりと実力をつけながら上に上がらないと
すぐに足元をすくわれてしまいますので、お気をつけください。


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