見出し画像

【呑兵衛の聖地・赤羽】1日楽しめる!はしご酒モデルプラン

赤羽に住みはじめて早4年。「赤羽に住んでます」と言うと、「赤羽で飲んでみたいから今度案内して」と言われることが多い。酒飲みなら1度は行ってみたい魅力的な街なのではないだろうか。

何組も赤羽を案内し、失敗を繰り返しながら完成させた、我ながらパーフェクトな赤羽はしご酒を楽しむ1日モデルプラン。

「東京に観光しに行くのにわざわざ赤羽って」
何をおっしゃいますか、みんなが行ったことのある観光地に行ったところで何のネタにもならないじゃないの。わざわざ東京行って赤羽で飲んできた、なんて最高なネタじゃないですか。

「赤羽って飲み屋街が有名って聞いたことあるけど、実際どんなお店があるのか全然知らないんだよなー」
赤羽在住 居酒屋ガイドツアー 梅津薫にお任せください。

1日楽しめる「最高のはしご酒モデルプラン」ご用意ございます


赤羽駅 南改札口

13時 赤羽駅 南改札口 待ち合わせ

はい。13時集合ですが、なにか。
お昼過ぎたらお酒を飲む時間ですよ、当たり前じゃないですか。
1日ってタイトルでも言いましたよね。

さあ、行きましょう。

▶1軒目 「立飲み いこい 本店」

引用元:https://1000bero.net/restaurant-1626/

まずは、元気で酔っ払っていないうちに、赤羽感を感じてもらえる立ち飲み屋へ。他にも何件か立ち飲み屋はあるが、私はいこいが好き。

支払いはキャッシュオンで都度現金で支払うスタイル。案内されたら、まず机の上に現金を置き、注文した分だけ店員さんに取っていってもらう。

全席喫煙可能で吸い殻は床に捨てる。初めてだとなんだか申し訳ない気分になるが、灰皿が無く床に捨てるしかないので、床にポイと。

まずは軽く乾杯して、ガソリン補給。お酒もつまみも何を頼んでもとにかく早くて安い。まさに1軒目に最高。


▶2軒目 「丸健水産」

いつも長蛇の列

北改札側へ移動し、赤羽一番街のシルクロードの終わり辺りにあるお店。こちらも立ち飲みで、おでんと出汁割りが有名。酔っ払いはお断りされるので、早めに行っておきたい。

大根はマストで注文。練り物も全てお店でつくられている。

1組の滞在できる時間は20分。20分の間でのお酒やおでんの追加注文はOK。はんぺんは人気ですぐに売り切れてしまう。残っていたらラッキーなので是非注文してみてほしい。

元々蒲鉾を作っている会社なので、練り物のメニューが豊富なのが魅力。他のおでん屋では見ない変わり種も多いので、思わず色々注文してみたくなってしまうが、次もあるので抑えめに。

だし割り 七味を少し入れて飲むのも美味しい

日本酒におでんの出汁を入れて飲む、だし割りが人気。今までは日本酒カップの3分の2まで自力で飲み、50円追加で出汁を入れてもらう方法しかなかったが、すでに完成されている「完成だし割り」を注文できるようになった。3分の2まで減らすのが毎回きつかったのでありがたい。


▶3軒目 「米山」

歴史を感じる建物

赤羽では伝説になりつつあるお店、米山。先ほどの丸健水産から5分ほど歩いた、飲み屋街から少し離れたところにポツンと急に現れる。

カウンター席のみ、10席もないくらいのこじんまりとした店内。オープンは17時15分。確実に1巡目で入るには16時半には並び始めたい。

料理の注文は基本1回のみ。空いているときは追加注文できるときもあるが、運次第。全卓の注文がそろってからマスターがお肉を切り出す。順番は知らないのだが、注文していないお肉の準備が続くと、提供までしばらく待つことになってしまうのが難点。

つくね 写真を見るだけでよだれが止まらない

私が必ず注文するのがつくね。自分で焼くスタイルのやきとん屋だが、つくねだけは焼いてから提供してくれる。歯ごたえ抜群の軟骨入りで、こしょうが効いていて最高に酒がススム。米山以上に美味しいつくねを食べたことがない。


万が一、米山へ向かうのが遅くなって入れなかった場合の代替案もございます。

▶3軒目代案 「醸し屋 素郎」

オーナーがヤクルトスワローズファン

赤羽一番街を抜けて、赤羽小学校の裏手にある「醸し屋 素郎」。ヤクルトスワローズファンのオーナーとイケオジ板長のいるお店。

日本酒と焼酎の種類が多くて選ぶのが毎回わくわく。季節によって入荷している種類が変わったりする。果実酒の種類も多く、柚子日和サワーと紅茶梅酒のロックがおすすめ。

あるとラッキーなメニューが魚のアラの煮つけ。必ずあるわけではないし、数量限定なので、あったら必ず頼む一品。毎回種類も違うのでそれもお楽しみ。


▶4軒目 「スナック 雪子」

見るからに癖の強い店構え

さあ、そろそろお腹がいっぱいになってしまったと思うので、スナックでも行きましょうか。先ほどの米山から歩いて10分ほど。赤羽スズラン通りの裏手側まで歩きましょう。

「赤羽 スナック」で調べると必ずヒットする雪子。外から見ると癖が強すぎて恐ろしく感じてしまうかもしれないが、想像通り癖の強い店。

料金形態としては、60分飲み放題・歌い放題・料理込みで1980円。一応ボトルは込みの値段だけど、別でキンミヤを頼んだとしても900円で格安。数か月であればボトルキープもしてくれる。延長も1時間1000円でとても良心的なお店なのでご安心を。

私もしっかりボトルキープしてもらっていた

マスターとママの雪子さんが特に癖強だが、喋ると2人とも面白いし優しい。勝手に料理がでてくるのだが、マスターに「こいつらめっちゃ食うな」と思われたら最後、カレーライスやら餃子やらサービスで出してくれる。
しかもすごい量を。食べれないときは「お腹いっぱいなの!!!」と最初に伝えておいた方が良い。

ママの雪子さんと撮った記念写真


▶5軒目 「カラオケスナック ちゅう助」

なに?まだ飲み足りない?仕方ないなあ、私のとっておきをもう1つご紹介しましょう。

看板の電気がついていれば開店しているサイン

先ほどのスナック雪子から歩いて2分のところにある「カラオケスナック ちゅう助」。店の入り口が少し分かりづらいのだが、写真の看板を見落とさないように注意。看板のすぐ横の階段を3階まであがる。

店内は40人くらいは入れるんじゃないかと思うくらいかなり広いが、週末は大体満席になる。ネットにはほとんど情報が出ていないカラオケスナックだが、赤羽でよく飲んでいる人達には知られている超穴場。

1時間ごとに1000円で、飲み放題・歌い放題。お酒も食べ物も持ち込み自由。

大人数のグループで来ているお客さんが多いので、自然と仲良くなってしまい、一緒に大騒ぎができる。マスターも優しい人でちょっとやそっとでは怒らないので、いつもやりたい放題させてもらっている。マスターほんとにありがとう。


以上、赤羽在住 居酒屋ガイドツアー 梅津薫がご提案する、赤羽を1日楽しむ はしご酒ツアー案になります。

まだまだ紹介したいお店は山ほどあるんですが、今回はこのへんで。
続編にご期待ください。

いいなと思ったら応援しよう!