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わたしにできる第二の故郷・ハワイへの恩返しとはなんだろう

私にとってハワイは第二の故郷。

約2年間のオアフ島留学、そして、幼少時代に毎年夏休みの1か月間くらい滞在していたこともあり、ハワイは私のアナザースカイ。

ハワイだったからこそ感じることができた「生きやすさ」と「自分らしさ」は、私の人生にとても大きな変化を与えてくれました。
これからの生き方の道筋を教えてくれた大好きな場所へ、どんな恩返しをすることができるのだろう。

旅行者には快適な旅を、旅先には気持ちよく観光客を受け入れられるよう、ささやかなギフトを。

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住んでいるときに「ハワイのルールを知らない外国人」を見かけることがたまにありました。
日本人も含め、自身の国では普通でも、海外ではマナー違反なことも。

意外と知られていないんじゃないかなと思う、ハワイのルールやマナーをご紹介したいと思います。

ハナウマ湾
引用元:https://www.allhawaii.jp/spot/753/

▶Reef Safeな日焼け止め

2021年にハワイ州では「サンスクリーン法」という日焼け止めに関する新しい法律ができました。
この法律ができた背景には、サンゴの白化現象ーサンゴが死んでしまう要因の1つである、有害物質が日焼け止めに含まれていたことがあります。

ハワイ大学の研究者によると、コロナ渦に閉鎖されていたハナウマ湾(人気シュノーケリングスポット)では、パンデミック前に比べ42%も水質が改善された、とのデータが出ているそうです。
それだけ日焼け止めが海に与えるダメージが大きかったということ。

「サンスクリーン法」とはオキシベンゾンとオクチノキサートいう、2つの成分が含まれている日焼け止めの販売が禁止される法律です。販売を禁止する法律であって、使用を禁止する法律ではないため、日本から持ってきた日焼け止めを使用することはできます。持ち込みの規制もありません。

しかし、海へ入るときだけは、サンゴや海に優しい日焼け止めを使ってみませんか。美しい海を永続させるための、お手伝いをお願いしたいです。


ハイドロフラスク ハワイ限定色
私も右端の色のボトルを持っていました

▶ゼロ・ウェイスト ー ごみをゼロにする取り組み

ハワイでは2020年からプラスチック製レジ袋の配布・販売が禁止され、さらにはプラスチック製の使い捨て容器やカトラリーの配布・販売も完全廃止されています。

ハワイでは、マイボトルを持ち歩いている人々がとても多い。
行ったことがある人は見かけたことがあると思います。
「環境のために、節約のためにマイボトルを持っていこう!」とか意識せずとも、持ち歩いているのがみんな普通のこと。
しかも、アメリカサイズのバカでかいボトルを。

そして、買い物には必ずエコバックを持っていく。
これは日本でもずいぶん浸透しているので、改めて説明することは無いと思います。
ただ、日本でエコバックを忘れてしまったときはビニール袋の購入ができますが、ハワイでは紙袋しかありません。
しかも、日本の紙袋に比べると、「重いものを入れても壊れません。」とは言えないものが多いです。
エコバック持参をオススメします。

マイボトル・エコバックを持って、環境を意識しながらロコ気分で観光を楽しんでほしいです。


カフクファームで体験できる農園ツアーの様子
引用元:https://crea.bunshun.jp/articles/-/4899

▶︎Farm to table ー 地産地消

日本でも広がりつつある「Farm to table」いわゆる「地産地消」。
「Grown not Flown」なんてお洒落な言い方がありますが、他所から空輸されてきたものではなく、ハワイで育てられたもの、という意味です。

ハワイでは食材を含めた、ほとんどのものが他の土地から輸入したものです。
そのため、輸送費かかり物価高。
地元産業の需要を守り、消費者には安くて新鮮な食べ物を届ける「地産地消」が大切になってくる。

買い物をするときや、レストランを選ぶとき、ぜひ「Made in Hawaii」を探してみてほしいです。

▶︎チップ文化

日本人には馴染みのないチップを払う文化ですが、私も留学序盤はなんとなくで払っていました。
基本的に何かサービスを受けたらチップを払うのがマナーで、チップを支払う場面が多々あります。

私はいつもチップの支払いが必要な場面では、アプリで計算をしたあと、小数点以下を切り上げた金額を払っています。
例えば、$24.25だったら$25を支払う。

これができるとちょっとだけスマートです。
現金で支払う際には、小銭のお釣りが出ないのも、この方法の良いところ。


日本には無い道路標識もあるので運転時は注意

▶︎日本とは違うハワイの法律

罰金払わなきゃいけないの!?なんてことにならないように、ルールをいくつかまとめてご紹介。

・海洋生物との推奨距離が定められている
ビーチへ行くとウミガメやハワイアンモンクシール、イルカなどの野生海洋生物と出会うことも。
しかし、それぞれに近づいても良い距離が決められています。
かわいいからとむやみに近づいてはいけません。
ビーチによってきめられている距離が違う場合もあるので、要注意です。

・公共の場での飲酒は禁止
ビーチに寝そべって、ビールを飲んで、昼寝。
これがハワイでは禁止なんです。
ビーチを含む公共の場での飲酒(喫煙も)禁止。

ちなみに、お酒が飲めるのは21歳になってから。
レストランでのIDチェックも厳しい所が多いので、お酒を飲む方はパスポートのコピーを持ち歩くことをオススメします。

・歩行者も油断できません
日本でも混雑している場所ではマナー違反とされる、スマートフォンを見ながらの歩行。
オアフ島では、2017年から道路横断中にスマートフォンを見ていると罰金になります。

また、歩行者用信号の点滅中(カウントダウンタイマー)が始まってからの横断も禁止されていますので注意。

ワイキキは特に警察官多いので注意したほうが良いかも。

・日本と違う交通ルール
滞在中レンタカーをする方も多いと思いますが、右側通行からはじまり、日本とは少し違う交通ルールが存在します。
説明しようとすると膨大な量になってしまうので、参考サイトを貼り付けさせてもらいます。

運転中の「譲り合い」精神が日本よりも強いので、ガツガツした運転をしなくても、みんな快く譲ってくれるのがハワイで運転していて好きなところ。

慣れない英語で書かれている標識に瞬時に反応するのは至難の技。
レンタカーをする際は事前の準備も忘れずに!

https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/hawaii/article/special-traffic-rules/


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観光産業はハワイにとって切り離せないもの。
ハワイへ旅行にいくこと自体が恩返しにはなるが、もう少し歩み寄った、ささやかではあるが私なりの思いやりを贈ることができたらいいな、と思いこの記事を書きました。

ただ仕事をして、ただ生きていた私に、目的と意味を持たせてくれたハワイは、私にとってとても大切な場所。

あなたにもハワイが大切な場所に思えるような、素敵な思い出を作ってほしい。
そのための、快適なステイができるようなちょっとしたアドバイス、として受け取ってもらえたら嬉しいです。

これからもずっと、ハワイが人々を魅了する場所であってほしいと願います。

Mahalo,
SUMIRE

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