見出し画像

木彫刻キャンプ、制作もいよいよ大詰めへ!

富山県南砺市で開催中のいなみ国際木彫刻キャンプは今日で8日目。
世界8カ国&国内から参加した彫刻作家のみなさんの作品作りも、いよいよ大詰めを迎えています。

今日は、通訳のボランティアでキャンプに参加してきました。

担当のイタリアの作家さんの作品制作。本日はポリッシュをした後、ガスバーナーを使って大胆に装飾を施していきます。

キャンプが行われる13日間、毎日炎天下の中、制作に取り組む作家さんたちに頭が下がります。

お昼休憩の際、担当のイタリア人の作家さんと一緒に彫刻刀の専門店に行ってきました。
彫刻刀や鑿など様々な木彫道具を1000種類以上揃えていて、こんなに多くの種類の彫刻刀を見たのは初めてで、圧巻の品揃えでした。。
彼女は、母国の彫刻仲間の分も含めて購入し、「この店のものを全部買ってしまいたい…!」と終始興奮している様子でした。

こちらはキャンプ内に工房を構えている彫刻家の方の木彫道具。こちらはほんの一部で、様々な種類の道具をお持ちでした。
日本の作家さんの作品制作。彫りの細かさに見入ってしまいました。

ボランティア活動終了後、自分が教わっている彫刻の先生(先生もこちらのキャンプに作家として参加されたことがあります)と生徒さんたちと一緒に銘木店に行きました。
これまで加工するための木はホームセンターでしか購入していませんでしたが、銘木店の木は味わい、趣が全く異なりました。

自分が漆芸を志し、木工にも取り組んでいる理由、もしくは原点のようなもの。
木、そのままのパワーや神秘さを感じとりながら、
そのことが改めて思い起こされました。

独創的で、大らかな作品制作をする海外の作家さんたちの刺激も受けたのだと思います。
自分の今後取り組んで行きたい方向性の一つが、朧げながら形が見えてきたような気がしました。

ライターの活動と並行して、改めて創作活動にも精を出していきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?