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電子レンジ

詩を書いていると
まるで電子レンジで何かを
あたためたかのように
「チン!」と音がして
出来上がる時がある

だがいざ
ひとに読ませようと扉を
開けて見ると

誰しもがボタンすら押せば出来るような
しろものが入っていて

それを詩と自分では
呼んでいけない思う時がある