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読書部:amazonのすごい会議

先日投稿した「女性管理職のためのしなやかマネジメント入門」を図書館で借りた際、近くにあって一緒に借りてきた本です。

会議室に入る前と後で変化を生じさせる

Chapter2

当たり前のことだし、今は働ける時間も限られているから、意味のない打合せには出ないというのは当たり前に意識しているけど、改めて、打合せが終わったときにどういう状態になっているべきかをきちんと考えておく&他の参加者と共有しておくのは大事だな、と。

なお、アマゾンで考えられる最高の会議は、沈黙のままに終わる会議です。

Chapter2

amazonでは、会議の冒頭で参加者が各自資料を黙読する沈黙の時間があるそうです。そして、全員が読み終わってから議論に入ります。
資料を読み終わった時点で、誰も疑問や指摘がなければ、そのまま内容が承認されて終わる。これが最高の会議とされているそうです。
何も疑問が出ない資料を作る、というのはなかなか大変そう・・・。

私自身は瞬発力がないので、会社員時代、資料が事前に展開されていた場合は必ず目を通してから打合せに参加するようにしていました。
その場でぱっと見ただけでは気付かないことや考慮し忘れることがありますが、事前に目を通しておくと、会議までの間に他の情報とぐるぐる混ざっていい感じに色々な角度から考えたり整理したりできていた気がします。

ビジネスはすべて数字で表現できる

Chapter4

定量評価、昔から苦手なんですよね・・・。
例えば期初に目標を立てるとき、開発案件に関しては開発指標を使って表現しやすいのですが、後輩の育成の項目なんてどうやって定量評価すればいいの?!と毎回頭を悩ませていました。
プライベートでも、毎週家族会議で翌週の目標を決めているのですが、、目標を立てるのって本当に難しい。

でも、定量評価できなければPDCAのCができず、今やっていることが「正しい方向の努力」なのか分からないわけで、絶対的に必要なことなんですよね。。

今やっているヘルプデスク・IT系作業のお手伝い的な業務は、お客様に満足いただけているか?が売上に直結するわけで、ただなんとなく「お客様とやり取りしているときの空気感がいい感じだから、きっと信頼してもらえているな」と思っているだけではちょっと心もとない。

・問合せをいただいてから回答までの時間
・最終的にCLOSEするまでにかかった日数
・メールの往復の数
・月ごとのご依頼件数の増減

などなど、新しいチームで取り組んでいくにあたり考えないとなあ、と思ったのでした。

アマゾンのOLP14カ条
1 Customer Obsession
・・・
7 Insist on the Highest Standards
・・・
13 Have Backbone; Disagree and Commit

Chapter5

amazonのリーダーシップ理念OLP。
書籍の中で具体的に触れられていたのは一部でしたが、私が大事にしたいと思っていることと重なる部分も多く、特にチームのメンバーにも同じように意識してほしいなと感じた点を3つ抜き出しました。

1 Custoner Obsession 顧客へのこだわり
obsessionというと、こだわりとか、〇〇狂いのような意味で、マイナスなニュアンスもある単語ですが、それくらい顧客を中心に考えるということなんでしょうね。

私は結構 潔癖なところがあって、「お客様第一」「常にお客様の立場にたって」というような理念をかかげながら、実際は売上第一だったり、自分の保身第一だったりする人を見ると「嘘つき!信じられない!私はそんな片棒担ぎたくない!」となってしまうので、amazonでこれが第1条になっていることに感じ入るものがありました。
(今後、職を変えるときは軸のひとつにしよう。)

7 Insist on the Highest Standards 常に高い目標を掲げる
期待水準よりも良い結果を出したい、というのも私の仕事上のこだわりのひとつなので、これもピックアップ。

13 Have Backbone; Disagree and Commit
  意見を持ち、議論を交わし、納得したら力を注ぐ
これも、私が会社員時代によく思っていたことなので共感。
たまにいる(いた)んですよね、その場では何も言わないのに後からぐちぐち言ったり、自分の最初の考えと違う方針になったからといってきちんと役割を果たさない人。
文句があるならその場で言えや!

さあ、実際の仕事にうまく生かせるかな?
amazonと比べたら砂粒くらいの人数なので、やりすぎに気を付けて、少しずつ良さそうな仕組みを取り入れていきたいです。


以上、くすぶるIT事務屋でした!

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