特殊詐欺電話実録SOS

＜初めての特殊詐欺遭遇＞

人生で初めて遭遇した特殊詐欺のドキュメントです。電話での詐欺には引っかからないと思ってましたが。まさかの出来事でした。

2020年5月8日午後6時30分頃に自宅の電話に、〇〇警察生活安全課からの電話がありました。

〇〇警察生活安全課です。刑事事件の件で犯人を捕まえました。そのことについての電話です。声は20代ぐらいの声でした。

犯人の名前は高橋はじめと福田かずやです。名前にご存知ありませんか。と尋ねてきました。

こちらは古本屋をしていて、〇〇警察の生活安全課で、古物商の許可とっているので、盗品の売買があったのかと思いました。

思わず、買取申込からそれらの名前を調べることができますので、折り返し電話をしますと言いました。

あなたが古本屋をしているとかそんなことは知りません。こちらのことを、ちょっと聞いてください。

尋ねたいことはゆうちょ銀行のキャッシュカードと通帳は手元にありますか。

調べてみます。少しお待ちください。財布を調べて、ありますけど何か。と返事をしました。

詐欺師いわく、ここだけの話ですが。犯人は現金で500万円を持っていて、キャッシュカードを67枚持っています。犯人は2人組みです。元銀行マンで、犯人の名前は、高橋はじめで元ゆうちょ銀行に勤めていて、もうひとりは、福田かずやで埼玉りそな銀行に勤めてました。

銀行に勤めていた時に個人情報を抜き出し、顧客のキャッシュカードのコピーを作り、銀行口座から引き出しています。

あなたのゆうちょ銀行のキャッシュカードをその犯人が持っていたので、電話をしています。口座から現金が引き出されてないでしょうかの、確認の電話です。

ゆうちょ銀行にほとんど残がないので、引き出すことはできないと思います。1-2万円でも引き出されていたら貧乏人にとっては大金ですが。と返事をしました。

詐欺師は年金等をゆうちょ銀行に預けていてだまし取ろうと考えていたのであろうと推測できます。

その他の銀行口座からも引き出されている可能性がありますので調べもらえますか。

調べてますので、折り返し電話をさせていただきます。電話番号を教えてくださいというと、しばらく考えていて、電話を切りました。

再度、〇〇警察生活安全課です。と電話があり、電話番号を教えてくださいというと、XXX-○○○-△△△△です。

あなたの名前は。

宮本です。

〇〇警察生活安全課の宮本さんで、電話番号はXXX-○○○-△△△△ですね。調べてすぐ電話をします。

今、67枚のキャッシュカードの方達に電話しているのでかからないです。

わかりました。あなたが本当に〇〇警察の生活安全課にいるかどうか確かめます。

詐欺師が、先程の電話番号は67枚のキャッシュカードを持っている人に電話をしているのでかからないと思います。

これ特殊詐欺ではないですか。と言い。

わかりました。110番に電話をして尋ねます。

というと詐欺師は、電話を切りました。

＜〇〇警察に電話＞

インターネット検索をして〇〇警察を調べて電話をして生活安全課に宮本さんがいるかどうかを調べて電話をすると、〇〇警察の県警に間違ってかけ、県警ですので○○警察の生活安全課に宮本さんがいるかどうかは把握できません。とのことで、〇〇警察の電話番号を教えてもらいました。

〇〇警察に電話をしたのは金曜日の19時頃でした。留守担当の方が出るとのことででしたので、早速電話をしました。

〇〇警察の留守の担当の方が電話に出られて、特殊詐欺がどうかの旨を説明しました。〇〇警察の生活安全課に宮本はいないとのことで、この手の問い合わせが今日ありましたとのことでした。

電話番号にのことは、XXX-○○○-△△△△は間違っていると教えてもらいました。

警察のデータベースに記載しますので、詳しく教えてくださいとのことで、詳しい説明をしました。

データベースに記載するので、できれば、お名前、電話番号、住所等を教えてくださいとのことでしたが、特殊詐欺に引っかかりそうになったので、何かこの時は、警察にも個人情報を教えるのが怖かったので教えませんでした。

そうすると、どこら辺にお住まいですかだけでも教えくださいとのことで、そのあたりからの電話の問い合わせが今日ありましたとのことでした。このあたりの方を次々と電話をしているのではないですか。

電話に出られた方の名前を尋ねると留守電話担当の方で、刑事課薬物係の人でした。もし、特殊詐欺にかかった場合は刑事課知能犯係が扱うと言われました。

今後の問い合わせのことで尋ねると、電話に出られた方は、薬物係なので、特殊詐欺は、刑事課知能犯係です。詐欺の相談は生活安全課生活係に電話をしてくださいとのことでした。

また、今回の詐欺は今までのオレオレ詐欺違い、特殊詐欺です。詐欺師に教えてもらった電話番号に電話すると詐欺師のところにかかるので、インターネット検索で調べてから電話するのがいいです。とのアドバイスを頂きました。

警察を名乗る特殊詐欺では、証拠としてお持ちのキャッシュカードを取りに伺いますといい、そのついでに、証拠として通帳と印鑑まで取得するとかして行くそうです。

よく言われているように、電話に出なく、留守録に設定しておくのがいいですとのアドバイスをいただきました。

＜まとめ＞
１：電話に出ないこと、留守電を利用しましょう。
２：特殊詐欺は警察とか公的機関を名乗って最初に信用させます。
３：特殊詐欺師には想定問答等のマニュアルを持っています。

警察とか公的機関とか名乗っても信用しないことです。また、詐欺撲滅のため警察に報告をするようにすればいいかと思います。

警察とか公的機関だけのことで、信用してはダメだと痛感しました。

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