ちゃーすが?まちぐゎーの日のこと

 色々書かなければいけないこと、読まないといけない本が溜まっている中、とりあえず今日はとちゃーすが?まちぐゎーに参加した。畑原市場閉場に伴って行われたイベントである。西灘文化会館に行く前に、凪商店でかまぼこを買い、中央市場で作業をしているまむちゃんに差し入れる。木をやするまむちゃんを横目に私がタコさんウインナーを食べていると、橋本さんが歩いてきた。わ、お。こんなところで。とりあえず、おはようございます、こんにちは、と声をかける。本当にここにいらっしゃるのか、と開演前にゾワゾワ。
 神戸から沖縄に移住し、ソトからウチの人になった稲垣氏と、ソトの視点から沖縄を見つめ続ける橋本氏。その2人を、うつみさんが繋ぐ。タイプの違う2人で、橋本信者の私は正直稲垣氏のことをなめていたけど、やはりそこに住むということ、活動するということには大きな意味が出てくるのだろうと思った。
 トークライブの後、観に行くつもりだった舞台が中止になってしまったので時間を持て余し、オトナ食い食堂のキャンセルを確認、参加できないですか、と無理を言って、私も同席させてもらう。橋本さん、平民さん、私、という並びで席に着く。あんまり会話が進まず、どうしようかと案じていたが、平民さんがたくさん話題を振ってくれた。あの人スゴイ。橋本さんもお酒が進み(察する)、喋ってくださるようになる。那覇の夜の、三つ編みのことがあってから、すこしというかだいぶん気が引けていたので、とても嬉しかった。話題は19歳の私は、将来どういうビジョンなのかという、話で。橋本さんが席を外したタイミングで、cocoonのオーディションについて平民さんに話す。は?それで?という彼の気持ちが、言葉にしなくても伝わってくる。橋本さんが戻ってこられてから、cocoonとの出会い、橋本さんとの出会い、アリさんとの出会いについて話す。ここまで詳しく全てを橋本さんに話したのは、初めてだったかもしれない。彼は、何を思ったのだろう。私の左に座っていた大迫さん、ナイスパスでした、ありがとうございます。その後は、記述する、記録するということについて話した。平民さんが、ちゃんとnoteつけてんのか?帳面に書いてんのか?書いとけよちゃんと、と、何度も言っていたのを思い出す。インデザインを勉強することもしかり。この辺りからみなさんいい感じになってきた上、中締めふとん店が行われたので、平民さんと一緒に橋本さんをゲストハウスに送り届け、帰宅。明日の約束を、する。まるで子供に戻ったみたいな。宿の前で手を振る彼の姿がまだ残っている。
 なんだか少し物足りなくて、駅を出てコミュニティに寄る。赤い紙に包まれたてりやきバーガーがごろごろと転がっていた。

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