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30代からエンジニアになった話

30代でまったくの未経験からエンジニアになった経験を話します。

当時手持ちのスキル

20代はミュージシャンをやっていて、エンジニアリングとは無縁の生活でした。

実家にあったPCで遊んでいてタイピングは少しだけできたり、iPod世代でMacユーザーだったりしたくらいです。

ミュージシャンをやめたあと、趣味で海外アーティストのインタビューを翻訳するブログみたいなのを作りました(今はない)。この時無料だからという理由でWordPressを選んだのがその後のキャリアのきっかけになった気がします。

その後ミュージシャン時代のツテでWebメディアの制作会社で働かせてもらえることになりました。WordPress触ってるならイケるでしょという感じです。この時31歳とかだったと思います。

最初の肩書きはデザイナー

最初は「デザイナー」という肩書きです。バナーデザインやWordPressでのサイト実装、マニュアルや資料作りと、Webっぽいあらゆる仕事が山のようにありました。

何ひとつ知らないので逆に苦手意識みたいなものもありません。降ってきた仕事は選り好みせずすべて引き受けていました。どの仕事も「〇〇 やり方」でググって調べるところからスタートです。

設定されたアウトプットに対して必要なものをインプットして作業する感じでした。新しいことを覚えていくので今風に「リスキリング」というとかっこいいですが、ただ何も知らなかっただけでした。

「自分以外全員すごい」という感覚

これまで大体自分が一番新参者という状況だったせいで、「自分以外全員すごい」という感覚が常にあります。さすがにその感覚薄れるやろ、と思っていましたが、今いるSaaSプロダクトの会社に入ってからは優秀なエンジニアが多くいるおかげで、この感覚に磨きがかかってきました。

ただ最近感じるのは、その感覚はもはや実力とか自信とかではなく性格に由来するものな気がしてきました。自信があろうが無かろうが、書いたコードが行う仕事量は変わりません。

もし同じように感じている人がいたら、そんな風に考えてみてはいかがでしょうか。

他にも技術的にこういうこと苦労したみたいな話は大量にあるのですが、書き出すと終わりそうにないので次回にしようと思います。

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