ゲームと無縁だった21歳女子がゲーマーになり、その後ゲーム会社で働くまでの話。
ゲームというものはとかく目の敵にされがちである。特に教育上観点からは非常に毛嫌いされる類である。
だって子供はゲームをしている方が家で計算ドリルしたり漢字練習したりするよりもずっと好きで、そんなことをしていると学校の成績がとんでもないことになって(というのは恐らく事実ではないのだが)、極端な話をすると子供の将来を壊すものだからだ。
後述するが、私は子供時代にゲームを遊んでこなかった。
いや、正確に言うと、「全く遊んでこなかった人よりは多少遊んでいた」といったところだろうか。