リメイク作品制作で世紀の大発見!
はじめに
ファンタジーな世界観のイラストで副業絵師として活動することを目指している”冒険者すみす”です。
2024年も前半が終わりいよいよ後半戦です。
今年1年を練習期間に充てることを決めた私は1000体デッサンをはじめ、さまざまな練習をしてきました。
が、しかしです。
あれ!?
最近ちゃんとした一枚絵描いてなくないか?
そう思って記憶をさかのぼってみました。
すると、今年の2月5日に「青空と大鷲」というタイトルのイラストを描いて以来見当たりません。
えつ!?
たったの1枚。
思えば、模写やデッサンばかりで一枚絵はまったく描いてきませんでした。
これはまずいな…
作品制作を通してこそ今の自分のレベルを知ることができるはずだ。
なにか描こうかな。
そこであることをひらめきました。
自分の過去作品をリメイクすれば画力がアップしているか手っ取り早く分かるのではないか、と。
というわけで、今回のnoteではリメイク作品を2作描いてみて現状のレベルを確認。
また、作品制作の上で考えたことをお伝えします。
そして、リメイク作品制作で思わぬ大発見があったのでそれも教えたいと思います。
それでは、最後までお付き合いください。
リメイク作品制作 No.1
まず、自分のどの作品をリメイクしていくかを決めます。
意外にもこれはすぐに決まりました。
というのも、この作品は描いた当時すごく自信満々でSNSにアップしたのに反応が2つしかもらえなかったという悔しい思いが残っている作品だからです。
何がいけなかったのか?
自分なりに考えてみました。
何が起きているのか伝わりにくいイラストかもしれないと思いました。
タイトルが「迫る危機」なのですが、
いまいち緊迫感が感じられません。
ストーリー性もないなぁ~。
以上のことに注意してリメイクしていきたいと思います。
今回のリメイクで意識したこと!
●ラフの時点で「イラスト全体の雰囲気」を決めること
●顔にもっとこだわること
●資料集めをしっかりすること
以上の3点を意識しました。
前回の制作時からラフがまとまらなければ、清書してもいい感じにはできないんじゃないかという反省があったのでラフにこだわりたいです。
あーだ、こーだ考えながら
色を付けてみたり、ライティングもラフの時点で付けてみます。
ラフでライティングをするのは初の試みです。
そして、今回用意した資料の数は37枚に及びました。
・キャラのポーズの資料
・イラスト全体の雰囲気の資料
・アニメの画像
・理想の絵柄のイラストレーターさんの資料
・ライティングの資料
・衣装の資料
ジャンルごとに数枚ずつ用意したら37枚になりました。
今までは、10枚前後でした。
37枚が多いのか少ないかは見当もつきませんが、それぞれの資料のいいトコ取りをしていくような感じで描いていきます。
カラーイメージの段階でリメイク前の作品よりも何が起きているのか(モンスターに襲われている)わかりやすくなったと思うので、この方向性で行くことに決めました。
考えたこと
・画面にもっと明暗差がほしい
・背景の崖にテクスチャ感があったらいいかも
・エフェクトで視線誘導したい
こんなことを考えながら、線画から着彩まで行いました。
そしてついに完成!!
はたして画力は上がっているのだろうか?
ちなみに、リメイク前の作品は2023年の8月31日です。
自分で比較すると、画力は少しずつではありますが上がってきていると思っています。
ですが、至らない点も散見されるのでまだまだだなと思い知らされました。
特に構図とかパースはまったくもって分からないなと思いました。
でも、やっぱり作品制作は楽しいということに改めて気づかされました。
この勢いを止めたくないと思った私は、リメイク2作目に取りかかっていました。
リメイク作品制作 No.2
今度は上記のイラストをリメイクしていきます。
結果を見てもらった方が早いと思いますので、さっそく画像をアップ↓
リメイクして自分の今の画力が大幅にアップしていることを証明したかったのですが、そう簡単にはいきませんね…
でも、制作終盤になってあることに気づきました。
それが今回の記事のタイトルの所以なのですが、私にとっては世紀の大発見でした。
一体何を発見したというのか?
それは、線画の際理想のイラストレーターさんのイラストをじっくり観察しているときに発見しました。
どうしてこの人の作品はこんなにもファンタジーっぽくなるのかな??
なんてことを考えながら、何気なく線画をよーく見ていると、影にハッチングがあることに気が付きました。
影以外にも、服のシワなどいたるところにハッチング。
そうか!!!
もしかしたら、こうすればファンタジーっぽいイラストになる!?
リメイク作品制作で意外なレアアイテム(ハッチング)をゲットしたすみすはさっそく研究をし始めるのであった…
次号へ続く。
さいごに
「何だそんなことか!?」と思われるかもしれませんが、自分的には飛び上がりたいくらいの世紀の大発見でした。
あとは調べて練習あるのみです。
みなさんもリメイク作品制作はいかがでしょうか?
画力の現在地と課題も見つかるしいいことづくめです。
もしかしたら、私みたいに世紀の大発見があるかも…
さいごに1000体デッサンの近況をアップしてお別れとします。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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