【1400人が回答】効果実感した美白コスメランキングベスト30

すみしょうです。

今日は、1400人に回答してもらって作った、美白コスメランキングベスト30というテーマでお伝えします。

プチプラもデパコスも含む大規模調査から得られた、効果実感の高い美白ランキングなので、非常に貴重なランキングデータだと思います。

美白化粧品ってどれを選んだら良いかわからない。本当に美白効果のあるものを知りたい。このように思われている方も多いと思います。

口コミサイトは個別商品のレビューはありますが、他の商品と比べてどうのなのかがわかりづらい。

ネットのランキングサイトもありますが、実際に使ったことがない人が書いていたり、一瞬使っただけの感想が書いていることも多いです。

そこで今回は、こちらのYoutubeチャンネル視聴者さまにアンケートをお願いして、大規模なデータを取得し、効果実感の高い美白コスメランキングを作りました。

意外な商品がランキングしていたりと、非常にためになるランキングなので、ぜひ、美白コスメ選びの参考にしてください。

美白コスメアンケートの詳細

ランキングに行く前に、面白いデータが得られましたので、アンケートの概要を紹介します。


＜効果実感した人・していない人の割合＞

n=1421、「質問：効果があったと感じた美白化粧品を教えてください。」、YouTube視聴者によるオンラインアンケート、2020年5月21日〜22日実施。すみしょう調べ。

まず驚いたのは、美白効果実感した人は51％で、実感したことがないという人も44%いたという事実。

その他の5％は肌トラブルで中止、美白興味なし、などです。

効果を感じられない人も結構いるんですね・・・。

＜回答者の年代＞

1421名の回答数であり、内訳は以下のようになりました。
20〜40代が中心ですね。

●10代が4%
●20代が27%
●30代が29％
●40代が25％
●50代が13%
●60代が2%

アンケート回答いただいた方、本当にありがとうございました。

Youtube視聴者1400人が選んだ美白ランキングベスト30

すみしょうYouTube視聴者様1421人にアンケート回答いただき、効果を実感した美白コスメを教えてもらい、オススメ美白ランキングを作成しました。

美白の商品を挙げてもらった方の人数は725人となりました。

商品名が書かれているときもあれば、ブランド名だけの記載もあったりと、おおまかなまとめとなっていますが、ご了承ください。

まず、ランキング1〜31位までを一覧にした結果が、こちらの表です。

以下、10位から個別解説つきで紹介します。

第10位 SK-II ジェノプティクスオーラエッセンス

P&Gが世界に展開するSK2ブランドの美容液。

使ったことがありますが、素早く浸透して肌がもっちりする感じが非常に良いアイテムです。

有効成分は、シミ、シワ、肌荒れにも効果が期待できるオールマイティーなニコチン酸アミド（ナイアシンアミドとも言われる）。

ナイアシンアミドは今やいろんなメーカーが使っていますが、もともとP&Gが初承認を受けた成分です。


第9位 無印美白シリーズ（敏感肌美容液、敏感肌化粧水他）

プチプラで人気の無印の敏感肌シリーズ。美容液や化粧水という回答が多かったです。

美白有効成分はアスコルビン酸誘導体と呼ばれるもので、効果はマイルドなものだと思います。

その他の成分でチンピエキスというオレンジの皮からとれるエキスなども入っており、そのあたりも美白サポートに寄与しているかもしれません。（公には訴求ができないですが）

第8位 アルビオン美白（イマキュレートエッセンス、エクサージュ乳液、他）

デパコスのアルビオンの美白。イマキュレートエッセンスという個包装の美容液や、エクサージュ乳液が人気でした。

美白有効成分はコウジ酸。昔、お酒をつくる杜氏の手が綺麗だったことから着想を得て開発された成分。

コーセーやアルビオンによく使われ、プチプラには配合されていない貴重な成分です。

第7位 ハイドロキノン（KISOハイドロクリームSHQ、BIHAKUEN他）

ハイドロキノンを配合したアイテムたち。メーカーはいくつかありましたが、人気が高かったものをまとめました。

実はハイドロキノンは、美白効果は数ある成分の中でもトップクラスですが、医薬部外品の美白有効成分としては認められていません。

それは、高濃度だと刺激などの安全性に懸念があるためです。

特に、海外品は高濃度のことが多いので、個人で使用する際は、よく注意しながら使いましょう。

第6位 雪肌精シリーズ

コーセーの誇るロングセラーブランドの雪肌精。

実は人気の化粧水は、美白ではなく抗炎症の効果しか認められていません。

その他の植物成分で美白効果はあるかもしれませんが。

乳液やクリームは美白有効成分のL-アスコルビン酸-2グルコシドが配合されています。

雪肌精はエタノールと香料がわりと配合されていそうな感触であり、苦手な方はいるかもしれません。

第5位 ロート製薬（白潤、白潤プレミアム）

ロート製薬の白潤と白潤プレミアムシリーズです。個別名称は書かれてないことが多かったです。

アイテムによって有効成分が異なるのですが、どれも良い成分だと思います。

第4位 資生堂アクアレーベル（ホワイトアップローション、ジェル他）

個人的にプチプラ美白ベスト5に入るアクアレーベルです。

青いパッケージのものが美白シリーズであり、トラネキサム酸と呼ばれる成分が配合されています。ジェルクリームには資生堂独自の4MSKが配合。

トラネキサム酸は、内服や外用で肝斑に効果が期待できるという報告があります。またシミそばかすを防ぐ効果もあります。

さらに抗炎症効果も大きいので、美白＋抗炎症という肌に嬉しい成分です。

第3位 ちふれ化粧品美白（赤、青）

プチプラで人気が高いちふれの美白シリーズ。

赤いパッケージは、W美白成分アルブチン＋アスコルビルグルコシドで、より美白に効果的です。

青いパッケージはアスコルビルグルコシド＋グリチルレチン酸ステアリルなので、美白を求めるなら赤が良いですね。

第2位 ロート製薬メラノCC（美容液、化粧水）

人気のメラノCCで、特に人気があったのが、化粧水と美容液。

有効成分は、美容液がアスコルビン酸、化粧水がエチルアスコルビン酸です。
美容液のアスコルビン酸は不安定な成分で、すぐに分解します。

私が購入したとき美容液は、アスコルビン酸ではなく、アスコルビン酸グルコシドだったので、効果は穏やかなものと認識しておりました。

しかしロート製薬は、オバジにも使用される特許技術によって不安定なアスコルビン酸を配合し、安定化しているようなので、美容液の評価が個人的に急上昇しています。

化粧水のアスコルビン酸エチルは、安定性も効果も高い良い成分です。

第1位 資生堂HAKU

資生堂の人気美白ブランドHAKUが堂々の1位です。

有効成分は、資生堂が開発したトラネキサム酸と4MSKをダブルで配合しています。

トラネキサム酸の、炎症からくる色素沈着防止、抗炎症に加え、4MSKのチロシナーゼ活性阻害効果、メラニン排出促進効果でシミを効果的にケアします。

妻も憧れのブランドと言ってましたが、資生堂は化粧品技術が世界の1、2を争うメーカーなので、かなり満足度が高い商品だと思われます。

高い化粧品は使っている人も少ないので、ランキング上位には入らないのだと思います。

コスパ的にバランスが良い化粧品が上位にランキングされているということですね。

最後に、シミ対策コスメについて、注意点があるのでお伝えします。

美白コスメはあくまでシミ予防です

「今あるシミは消せる？」という質問がよくあるのですが、法律上は化粧品・医薬部外品では今あるシミは消せないです。

医薬部外品では、「シミそばかすを防ぐ」という効果しか認められていないからです。

しかし、法律を抜きにして考えると、多少シミを薄くする成分も存在します。

例えば、アスコルビン酸系の成分はメラニンを淡色化したり、4MSKはメラニン排出促進をします。

パッケージを注意深くみたり、メーカーのホームページをみると隠れたメッセージが見られます。

医薬部外品よりも美白効果が高い化粧品も

また、化粧品では美白効果は訴求できないですが、隠れ美白アイテムも存在します。

例えば、オバジはカテゴリーは化粧品ですが、アスコルビン酸が25％含まれるものもあり、美白効果は期待されます。

しかも、25％という配合量は医薬部外品では認められていないので、医薬部外品より効果があるかもしれません。

その代わりに刺激となるリスクも上がりますので慎重に使いましょう。

効果には個人差があります

美白化粧品の効果は個人差があります。

また、一口にシミといえど、老人性色素斑(いわゆるシミ)なのか、そばかすなのか、肝斑なのか、メラノサイトーシスなかという問題もあります。

一般的に医薬部外品は、シミ、そばかすを防ぐ効果しか訴求できません。

ランキングは参考になりますが、参考にしつつもご自身の肌と対話して確かめてくださいね！