マンデブ海峡封鎖で物資不足、ガソリンの高騰、食糧は？

来たか海峡封鎖。

原油が止まればその瞬間から食糧危機です、そして懸念されるのは、物流停滞による物資不足のインフレです。

日本の原油の殆ど、（95％程度）を中東に依存しています。私達の最重要課題は、今後、生活に直結する海上輸送がどうなるか？ということです。
私達は最も危険なホルムズ海峡の封鎖を心配していますが、実際に起こるのはホルムズ海峡の封鎖ではないかもしれません。
マンデブ海峡でインドの石油タンカーが攻撃されたという情報を耳にしたので、ネット記事を追いながら検証してみました。

https://x.com/dcmfd209/status/1735110050358972518?s=20

商船2隻にフーシー派が攻撃した？

マンデブ海峡で、リベリア船籍の商船２隻がフーシー派の無人ドローン攻撃を受けたというロイターから。

2023年12月16日午前 3:25：ロイター記事https://jp.reuters.com/world/security/HI7LU7I5HJIAVKU3WLIRSEIJSM-2023-12-15/

『イエメン沖で親イラン武装組織フーシ派が船舶への攻撃を活発化させており、紅海を経由した物流への影響が懸念されている。マースクなど一部の海運大手は乗員の安全を考慮して紅海の通航を見合わせるなどの対応を取っている。』（引用）

安全性を懸念し、大手海運会社２社が紅海を通る物資の輸送を中止した
紅海を通じた物資輸送の停止は、同地域の商船への攻撃を受けた安全上の懸念によるもの。

https://www.vietnam.vn/ja/lo-ngai-ve-an-toan-hai-hang-tau-bien-lon-dung-van-chuyen-hang-hoa-qua-bien-do/

各社とも、安全上の理由から、紅海を経由せず、アフリカ周りでヨーロッパへの物資を輸送するという。
これによって輸送費が増大するだけでなく、物資の輸送停止がす波及すれば、供給量の不足により商品価格は跳ね上がってしまうのです。

https://www.bbc.com/japanese/67740600

イギリスの駆逐艦はドローンをミサイル攻撃したと発表しましたが、不思議な事に、イギリスの駆逐艦より戦力があるアメリカの空母アイゼンハワーが紅海から撤退したというのです。
https://x.com/trappedsoldier/status/1735919170573992213?s=20

米軍最強？🙄

10月７日アルアクサ作戦開始直後に空母２隻を東地中海に送った米軍。しかし『オニキス』を持つヒズボラに脅され、慌ててペルシャ湾に向かった。イラン革命防衛隊に「ヘリを飛ばすな！　方向を変えろ」と警告されすごすごと従う米空母アイゼンハワーpic.twitter.com/Lo93XqPonR https://t.co/QvUQYGpb1X

— mko　🇷🇺 (@trappedsoldier) December 16, 2023

『イラン革命防衛隊に『ヘリを飛ばすな！方向を変えろ』と警告され、すごすごと従う米空母アイゼンハワー。』

https://twitter.com/trappedsoldier/status/1735919170573992213?s=20

『イランより監視された米アイゼンハワー空母打撃群が、ミサイルを搭載した高速ボートに囲まれながら、ホルムズ海峡を通ってペルシャ湾を出る。』

イラン🇮🇷より監視された🇺🇸アイゼンハワー空母USS群 が🇮🇷ミサイルを搭載した高速ボートに囲まれながら、ホルムズ海峡を通ってペルシャ湾を出る。

🇺🇸空母群がホルムズ海峡を通過、🇮🇷革命防衛隊海軍は全ての🇺🇸米軍艦に対し、ヘリコプターと飛行機を甲板に停泊させるよう命令し、🇺🇸はこれに従った
👇 pic.twitter.com/FoSkKnq7sc

— FBO _BS (@bs_fbo) December 15, 2023

『イランより監視されたアイゼンハワー空母USS群 が、ミサイルを搭載した高速ボートに囲まれながら、ホルムズ海峡を通ってペルシャ湾を出る。
空母がホルムズ海峡を通過、革命防衛隊海軍は全ての米軍艦に対し、ヘリコプターと飛行機を甲板に停泊させるよう命令し、米軍はこれに従った。』

こちらが本命だったか、マンデブ海峡封鎖。

マースクに続き、CMA　CGMも紅海ルートの使用を断念。これにて、バーブル＝マンデブ海峡の封鎖は、ほぼ半ば成れり。フーシー派による封鎖を解除するには、空爆ではおそらく無理で、地上軍の作戦を必要とするであろうが、それをする国はおそらく無い。https://t.co/zIP754RsR7

— Ahmad Zaki (@ahmadzakijp) December 16, 2023

https://x.com/SatorismT/status/1736424069921386599?s=20

海運大手が紅海通航を見合わせ、フーシ派の攻撃活発化で－物流に影響 - Bloomberg
☝️
さぁ実質のマンデブ海峡封鎖だ。ホルムズ海峡も時間の問題か。 https://t.co/4RpGr7bsI0

— SATORISM TV (@SatorismT) December 17, 2023

おいおいおい！ホルムズ海峡もアカンけど、マンデブ海峡がもっとアカン事になってるがな！
これはマジでアカンやつやん！
この冬、ホンマにきっついことになるやん！
石油止まる？物流もヤバい！
これ、日本でニュースでやりだしたら手遅れやぞ！
解る人は動いたほうがいい！
えらいこっちゃやで！

— 心擊 (@GOD71860378) December 17, 2023

現在アメリカはフーシー派に反撃するかどうか検討中、ということですが、

アメリカ軍には戦う意思がないようにも見える。

ここまでくると、フーシ派がドローンで商船を攻撃しているというのも、作り話か、戦争を煽るための偽秦作戦か、商船の運行を妨害することが最大の目的であるように見えてしまします。
と、考察はここまでですが、これから実際に起きる問題は深刻です。

マンデブ海峡とホルムズ海峡の船舶の通行料が爆上がりしました。
大体１回２０００万円なんだそうです。タンカーの大きさにもよるそうですが、今回６００万から１０００万円値上がりしたそうです。商品に転嫁されなければいいのですがー。

— 森ユキ (@yukimor98885969) December 14, 2023

この様に、ホルムズ海峡とマンデブ海峡の船舶の通行料を爆上げさせられるだけでも商品の値上げに影響するのですが、運行がストップしてしまったら値上がりは尋常ではないものになりそうです。

紅海経由の輸送を一時停止　欧州の海運大手（毎日新聞）

https://mainichi.jp/articles/20231216/k00/00m/020/028000c

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1690250

現実にこれから起こることは、実は私達の生活に直結します。

新聞各社が報じるように、欧州の海運大手が相次いでコンテナ輸送を一時的に取りやめたり、アフリカ経由で輸送するため、コスト高と遅延に苦しむ日が来るでしょう。日本に与える影響は、限定的であって欲しいと願いますが、アメリカの戦争茶番が終わるまで、物資が不足や高騰、最悪の場合の食糧危機がないことを祈ります。