見出し画像

自分軸で生きること

短かったようで長かった4月が終わった。よく頑張った自分!と褒めるところと、まだまだだな自分、、と反省するところが、ギュギュッと詰まった1か月だった。

褒めるところとしては、時間の使い方がとても上手になった。SNSを見る時間もだいぶ減り、無駄な時間がグンと少なくなったように思う。帰宅したら速攻で夜ご飯を食べてお風呂に入って寝て、次の日朝早くに起きて、家を出るまでの約2時間を、資格試験の勉強の時間に充てることができた。休日もダラダラせず、午前中は資格試験の勉強をして、午後は映画を見たり、友だちとご飯に行ったりと、自分の心が休まることを優先して行うことができた。

反省するところとしては、”自分自身”が持てていなかった、ということ。不安に思っていた会社の同期は、みんな良い人だった。本当に。悪い人では決してない。でも、私がこれまでに関わってこなかったタイプの人たちで、会話のテンポだったり、話題に付いていくことがあまりできなかった。

特別面白いと感じてないのに周りの雰囲気に合わせて笑ったり、周りの人に合わせた発言をしていた。そしてそのあとに必ず、自己嫌悪に陥ってた。一度口にした言葉は取り消せないというのは本当のことで、後悔してからじゃあもう遅い。「あのときなんでああいう言い方したんだろう」「なんであの発言をしたんだろう」と後悔することが、この一か月はたくさんあった。

久しぶりに自己肯定感が下がる瞬間もたくさんあって、「私が○○みたいに面白い人間だったら、、」「私が○○みたいに可愛かったら、、」と私自身を否定して、違う人だったら今の状況はもっと良くなっているかもしれないという想像も何度かした。そのたびにまた、そういったことを考えている自分に対して嫌悪感を抱いていた。


もっと、芯のある、自分を持っている人になりたい。
自分が面白いと感じたときにだけ、面白いと感じた表現をして、自分が発言したいと思ったときにだけ、自分が発言したいことを発言する。周りの人やその場の雰囲気関係なく。そういった人になりたい。

今の私はそういった人には程遠くて、やっぱり他人の目は気にしてしまうし、他人からどう思われているかも気になる。自分が周りの人と違う、と気付かれてしまうのが怖いときもある。みんなそれぞれ違うのに。

私の好きな映画に関してもそう。以前は、気になった映画を観て、その映画について自分が感じたこと、考えたことを自由に他の人に話していた。けれど今、私が映画を観たあとにまずすることは、映画に対する感想・評価が載っているアプリを開くこと。そして世の中の人がその映画に対してどう思ったかをじっくりと読んでいく。多くの人が私と同じような感想を抱いていたら安心するし、異なる感想を抱いていたら、私の感じ方がおかしかったのかなと不安に思う。究極、私が面白くないと感じた映画を、大勢の人が絶賛していたら、「私にこの映画を理解する能力が足りていなかっただけで、この映画は面白い映画なんだ」と認識する。自分が面白いと感じなかったのなら、「面白くない映画」で良いのに。

こういった感じで、最近の私は自分軸ではなく、他人軸で生きている気がする。私の人生は私だけのものなのに、他の人の目や考えに左右されるのは間違っているし、何しろつまらないと思う。全部をいっぺんに自分軸にするのは難しいけど、意識して、少しずつ、自分軸で生きていきたいと思う。

そして近い将来、芯のある、自分を持った人になっていたい。

2023.05.01
すみれ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?