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今日の放課後カフェ日記791【対話型鑑賞会】

学校外の方をお招きして生徒と繋ぐ企画「放課後カフェ」第二弾は、県美術館の方にお越しいただいての対話型鑑賞会でした。

会の冒頭に実施したのは、アートカードを用いての対話。目の前に並ぶ様々なカードサイズの芸術作品の中から、ファシリテーターの方の発するキーワードとイメージが一致するカードを選び、そのカードを選んだ理由を話す、というもの。なるほど、シンプルなキーワードでも感じ方は人それぞれということがわかるワークでした。

そして対話型鑑賞。一つの作品を前に、ファシリテーターの方の進行で生徒たちは思い思いの感想を述べていきます。同じ箇所を見ても感じ方は人それぞれ。なるほど、そういう見方もあるか!と思わず感嘆の声を上げるワタクシ。

この会を実施して感じた事は2つ。

感じ方は人それぞれということ。つまり、一つのことに対しても認識を合わせるために対話が必要になる、ということ。

対話を通して見方が広がる、ということ。つまり対話をすることによって価値観は広がっていく、ということ。

それにつけてもすごいと思ったのは、普段あまり喋らない生徒も積極的に口を開いて自分の意見を述べたこと。「またやりたい」という生徒の声を聞き、僕の労力は報われたのでした。

対話型鑑賞会。そのポテンシャルにいたく感動しました。これはワークショップに使える。

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