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「繊細さん」がするといいコト

あなたは「繊細さん」ですか?

今回は、武田友紀さんの本『「繊細さん」の本』について書いていきたいと思います。

最近、「HSP」という言葉を耳にした人は多いんじゃないかなと思います。正式名称はHighly Sensitive Personですが、wikipediaを調べてみると、
「高度な感覚処理感受性(あるいは生得的感受性)を持つ人のこと」
と書かれていました。

5人に1人がHSPであるそうなので、私たちの周りにも多くいるんじゃないかなと思います。

この概念は、アメリカの心理学者エイレイン・アーロン博士によって提唱されました。

セルフチェックが次のサイトでできるので、興味のある人はやってみてください。(アーロン博士が作成したものです)→ http://hspjk.life.coocan.jp/Self-Test.html

さて、この本を読んで、「繊細さん」はどんなことに気をつけるとよいのか、どんなことをするとよいのか、自分が特になるほどと思ったことを書いていきたいと思います。

①刺激を物理的に防ぐ
 ……メガネやコンタクトレンズの度を落とす、イヤホンで心地の良い音楽を聴く、肌の露出を減らすなどして、五感の刺激を弱めてあげると、刺激による疲労を抑えることができるそうです。

楽しい予定の後にも休日を入れる。
 
……「楽しいイベント」というのは楽しい反面、刺激も受けます。なので、その後の日を「全くの空白日」にすると、寝込んでしまうなんてことを減らすことができるそうです。

③苦手な相手をきちんと嫌って遠ざけ、あたたかい人間関係を作る。
 
……嫌いを禁じてしまうと、かえって苦手な相手との距離が近づいてしまう。仕事などで必要な最低限の人間関係を作ることは必要ですが、それ以上に深い関係を作るのは、自分が一緒にいて居心地がいい人の方がいいですよね。そのためにすることとして、次の項目に移ります。

自分と同じ深さを持つ人に出会うこと。
 
……自分の話を自分と同じ深さで聞いてくれる人がいると、お互いに共感をしやすくなることができます。

相手と境界線を引いて、自分のペースを守る。
 ……テレビ画面の向こうの人が話しているとイメージする。あるいは、相手とのあいだに透明な壁をイメージする。ちょっと面白いやり方ですが、こうすることで情報や感情を受け取りすぎないようにすることができるそうです。また、自分と相手の間にモノを置くといった方法も有効だそうです。

⑥「一つひとつやっていこう!」で自分の得意技に持ち込む
⑦優先順位をつけるのが苦手なら、重要なものをひとつだけ選んでみる。

⑥と⑦について、またその他の内容については、本を読んでみてください。

ということで、「繊細さん」がするといいコトをまとめてみました。これらのことを試してみることで、何か日々の生活に良い変化が現れるかもしれません。


(おまけ)

『「繊細さん」の本』の作者も本の中で書かれているのですが、「繊細さん」には繊細さゆえの大変さがあるけど、良い面もあるということです。

繊細さんに共通する「5つの力」として、感じる力、味わう力、良心の力、直感の力があるそうです。繊細だからこそできること、自分の強みを認識してそれを活かしていくというのもいいんじゃないかと思いました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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