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娘のお手紙。

娘の習い事の先生が今週末、異動になる。
そのことを知った娘が昨夜、一生懸命手紙を書いた。

その姿を見ていて、あぁ、私が伝えたかったことは
これだったんだ と思った夜。


というのも娘、昔からお手紙を書くのは好きだったけど
こうゆうお別れの時に書く手紙は苦手だった。
親たちが相談して みんなでこんなことをしよう
○日までに子供にメッセージを書かせよう。
そうゆう類の手紙は かける時とかけない時があった。



娘の中で気持ちの整理がついていない時。
そっちの方向に気持ちが向かない時。
人間だもの。当たり前。



だけど 親である私に
「〇〇日までに渡すんだよ!!」と言われて
書く手紙の意味合いと、本当にありがとうの
気持ちを伝えたくて自ら書く手紙。
その娘の中の心の向かい方の違いを感じている
そのことを大切にして欲しかった。



子育てをしてくる中で
なんとか盛り上げて書いてもらったことも
私が違和感を感じて見送ったことも
私の知らないところであげ続けていた手紙も
試行錯誤の子育ての中でいろんなパターンがあるけど
娘にとって手紙は「素直な想いを伝えるためのもの」という
認識であってほしい。
そう思っている。



本音と建前。
私はこの境界線が薄くて、苦労もするけど
本音で生きるってとても清々しい。
私はできるだけ長い間、本音でいられる人生を
歩んで行きたいし、娘にその姿を見せて
本人なりの判断材料にしてもらえたらいいなと思っている。



こんな私の小さな願いが
娘に届いていることを感じた夜。
温かい夜。

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