<福祉ボランティアを始める1>

●きっかけ
 今から十数年前、私が40歳頃のことですが、仕事の異動や昇進や家の建て替えなど大きなイベントが続いた時期がありました。どちらかというと前向きに捉えていいことの方が多かったのですが、それでも体の方は、それらのイベントに負担を感じていたようです。
 将来的にその負担が減るとは限りませんし、受け身でばかりはいられませんので、自己研鑽をして人間力を高めるおく必要があるのではと思いました。
 まず、思いついたのは、啓発セミナーですが、リモート受講がない時代、決められた日時に遠く離れた出向くのも容易でないうえ、費用が高額で、現実的ではありません。
 そこで、たまたまネットで見つけた福祉ボランティアに挑戦してみることにしました。人間力の向上のうえに社会貢献もできると考えるとモチベーションも上がります。過去に災害ボランティアを経験したことがありますが、その日は夏の暑い日で体力の消耗が激しく、人との交流の余裕などなかったことを思い出し、体力が必要なものは避けることにしました。
 特に人に教えられるような趣味はありませんでしたので、まずは、傾聴ボランティアとして、近所のデイサービスセンターに電話して申し込むことにしました。

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