そのどれも私ではない
今日から思い立って、日々を綴ろうと思います。smileyorangeです。よろしければお見知りおきを。
早速、さっき作成した自身のプロフィール内容に打ちのめされている。
[脳内出血で倒れた母の在宅介護14年目。就職氷河期世代。未婚、子ナシ、無職。
今はジリ貧としか言いようがない…]
客観的に書くとこんな感じなのか。
こういう設定のとき、何か書くべきことはあるのだろう。例えば、介護の大変さとか。絶望感とか。仕事の見つけにくさとか。独女の悲壮感とか。ネガティヴパレードだとこんな感じか。
対して、ポジティヴパレードだとこんな感じか。
介護の日々から見えてきた大切なこととか。
仕事の喜び(正直見つけたことは少ない)とか。おひとり様満喫日記とか。
だがどれも、私ではない。
どちらかと言えば、これらの全部をミックスジュースにしたのが今の私の有り様なのだと思う。
しっちゃかめっちゃかだ。不透明すぎてどこに焦点をあてていいのかわからない。日によって、どの私が顔を出すのかわからない。
自分を形容する言葉が、「介護をしながら働く人」というのにはいつも違和感がつきまとう。
親の介護をして偉い人、と聖人のように形容してくれる方もいるが、私はいい人認定されるほどいい人ではない。
親御さんの介護をしている人の中には本当に聖人のような方がいらっしゃることはわかる。そういう方と同列に扱われるのはおこがましい。
介護者の中には、私と同じような居心地の悪さを抱えた人がたくさんいるのではないか、と思う。
世間的に言われる「聖人」に寄せていこうと頑張ってしまう人。でも、自己実現をしたい気持ちと両立できないままならなさと板挟みになっている。世間に自分の有り様をどう説明したら良いかわからない人。
私はネットや書籍で自分を形容する方法をずっと模索してきたが、今も見つけられないでいる。
書くことがそこに繋がるのかはわからないが、ここから探して行きたいと思う。
願わくば、私の声が同志に届いてほしい。
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