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<パン屋の新人パートさん発見>パンをガッサガッサ

この時期、進学、就職、転勤など私生活の異動があるせいでしょうか、あちこちのお店で新人パートアルバイトさんが仕事を教わっている姿をお見掛けしますね。

近所のパン屋さんにも新人さんらしきパートさん登場!

会話としぐさからプロファイリングするに

★陳列しながら「いらっしゃいませ~」と大きな声出せる←小売り販売業経験者に違いない。

★レジの打ち方を社員さんが見守る←この店では新人と思しきぎこちなさ。

☆男性社員さんにため口「わたし手が乾燥してて、袋がつかめないのよね。あの手をぬらすやつは?」←40代女性の貫禄か( 一一)

☆「(レジの画面見ながら迷う)う~ん~合計で950円でございます!」と←(う~ん~)ってなんだΣ(・ω・ノ)ノ!!

パン屋さんって金額不詳なのでおおざっぱでもいいから読み上げ登録していただけると安心なのですが。

★「9,000円お返しいたします」お札はスムーズに数えた←間違いなくレジ接客経験者だ。

とどめは

☆袋にガッサガッサとパンを投げ込む( 一一)←私、かたまる。

(衣料品か雑貨出身?いや衣料品を包んでくれる人はこんな感じではないな。雑貨も壊れるからそっと包むし。どこの業界ご出身なんだろうか。業界の問題ではなく、この方特有の問題なのだろうか)と脳内で捜査がめまぐるしく行われる。

接客経験者を採用するとレジに立つ抵抗感が少なく、先輩は正直助かりますね。「経験者を採用しない主義」の店長にも私は過去に何人もお会いしましたが、それはもったいないこだわりだなとずっと思ってきました。

ただやはり課題は、多くの方が前職での感覚を引きずったまま現場で働き始めます。細かい所作、接客用語、ルールなど。何も言われないとそのままGo!してしまいます。何も言われないことで「OKなんだ!」と思ってしまいますので。

「うちの店ではこれはこうしてくださいね」と、どうしてほしいか細かいところだけは伝えてあげる必要があると思います。(私はそれをトレーニングと呼んでいますが)。それは本人が気づかない、気づけないからです。

私はこういう現場のみなさんのために動画マニュアルのアプリを自社で開発していますが、やはりどんなにマニュアルが進化しても、マニュアルやお手本を見ても、自分との違いには多くの人は気づけないのです。

顔にごはん粒がついていても、一人で生活してると気づけない。それに少し似ているかもしれませんね。鏡や言ってくれる人、気づくきっかけをくれる存在が必要なのではないかと思います。

今後のこのパートさんの所作に注目していきたいと思います♪

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