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36 知識や考え方がアップデートされていく感覚

k夏休みが始まって、もうすでに3日が経過しました。

随分とだらだらした毎日を過ごしていますが、自分の好きなこと、やりたいことに多くの時間を使えるのは幸せなことだなぁと実感しています。

子どもができると、自分の時間は必然的に無くなっていくと思いますので、もしかしたら、こんなにのんびりと過ごすことができる夏休みは今年で終わりなのかもしれません・・・。


夏休みに突入して、2冊の本を読み終えました。

一冊目は、植松努さんの「だったらこうしてみたら?」

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二冊目は、渡辺道治先生の「学習指導の足並みバイアスを乗り越える」

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どちらも、今までの自分の考え方が180度変わるほどの衝撃を受けました。


まず、植松さんの本。

自分の夢とは、「〜して、人の役に立ちたい」といったような考え方で良いと述べていました。

自分の中での今までの「夢」のとらえとして、消防士・警察官・スポーツ選手・教師などといった具体的な職業ばかりを想像していました。

しかし、もっと大雑把に、広く捉えることの大切さを教えてくれました。

「自分の得意な絵を描くことを活かして、人の役に立ちたい」

「生き物や動物に興味があるので、生き物や動物を救って、役に立ちたい」

こういう夢を小さい頃から考えていけると素敵だなぁと感じました。

これから、6年生の総合でキャリア教育を学んでいくにあたって、子どもたちにも、「夢とはこういう考え方でいいんだよ。」と伝えられそうです。



そして、渡辺道治先生の本。

以前は本州で私立小学校の先生をしており、現在は、札幌市の屯田西小学校で担任をしている先生です。

Twitterでも大変有名ですし、フォレスタネットという教員向け情報サイトでも数々の実践を掲載している、凄腕の先生です。

そして明日、渡辺先生とその他の有名な先生が主催となったセミナーに参加し、生でお会いすることができることになりました。

そのため、お会いする前に渡辺先生の単著を読み終えたというわけです。


内容は、これまでの学校現場での「当たり前」を覆す内容ばかり。

「足並みバイアス」とは、なんでも「揃えなければならない」という学校現場に根強く残る「思考のあり方」のことです。

「今までこうやってやってきたから」

「隣のクラスがこうしているから」

「こうするのが当たり前だから」

この「みんな一緒」「みんな同じ」という考え方が、多くの弊害を生み出していると本書では述べています。

学校の仕事は、減るばかりか増えていく一方。働き方改革を本気で考えるのであれば、まずは今まで「当たり前」に行われてきた学校での教育活動を大きく見直す必要があります。

今まで自分が行ってきた学習指導を1から見直すきっかけとなる本です。

この本は、読んで終わりではないです。

むしろ、読み終えて初めてスタートなのかもしません。



二冊の本を読んで感じたことは、確実に自分の中で「知識」や「考え方」がアップデートされているという感覚です。

考えが、広がり、深まり、繋がっていきます。

読む前と読んだ後の自分では、何かが変わった気がします。

おそらく今は、「変わった気がする」だけで、本当に変わるかどうかは、この後の自分の行動次第なんだと思います。

植松さんが、人が成長するためには、

知識×経験×人脈 が必要であると述べています。

そして、知識を得るには「読書」しかないですね。


もっと、本を読んで、自分の知識や思考をアップデートしていきたいと思った夏休みの始まりでした。

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