君に会う

【子ども「だれかの役に立てて嬉しい」と思える言葉がけ】

Smile Family Letter💝  vol.191

家族に笑顔と輝きを✨

親と子どもの未来を育む『親の学校』

見岳 亮一郎(たけちゃん)です😊

子ども達はその可愛い姿や言動から、たくさんの『大切なこと』を教えてくれます。

さてさて、今日はどんな物語となるのでしょうか😌💖

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3歳3ヶ月の心優しいA君。

先日のお昼寝時間のことです。

8ヶ月のBちゃんが眠たそうだったので、ラックに乗せてユラユラしようとしたところ、A君がやってきました。

A「なにしてるの?」

たけ「Bちゃんがお昼寝できるよう、ユラユラするんだよ」

A「Aがやる」

たけ「あら、それじゃよろしくね」

A「うん!」

A君は、なんとBちゃんの顔を優しく眺めながらラックを揺らしはじめました。

A君の揺らしかた、その優しいこと

Bちゃんの顔をみながら、強すぎず弱すぎず、ラックをゆらゆらしてくれます。

「ただ揺らしたいから揺らす」のではなく、Bちゃんが気持ちよく寝られるように、揺らしてくれているのです。

A君の、人の気持ちを考える力や豊かな感性に驚きました

すると、気持ちよかったのか、Bちゃんがニコニコ~っと笑顔になりました

部屋の電気を落としていたため、カーテン越しの柔らかな光に照らされた赤ちゃんの笑顔は、本当に天使のようでした

たけ「Bちゃん、嬉しそうだね」

A「うん」

たけ「A君のお陰だね」

A「Aの?なぁに?」

たけ「A君が優しく揺らしてくれるから、Bちゃん喜んでいるんだと思うよ」

A「・・・うん、そだよ」

嬉しそうなくすぐったいような笑顔で、Bちゃんの顔をみつめるA君。

柔らかな光に照らされたA君のその笑顔が、今でも僕の頭に写真のように焼き付いています。

3歳の子って、こんな優しい笑顔をするんだ・・・

思い出す度に、心がほわんと温かくなる、そんな笑顔でした。

「だれかの役に立てる喜び」

人は、「貢献欲求」という欲求があります。

そしてこの欲求は、かなり強いものです。

どのくらい強いかというと、逆を考えればわかると思います。

「自分は何の役にも立っていない」

そう心から思った時、

人は自らの命を絶つほどの絶望感に襲われるそうです。

「私は、役に立てるんだ」

「私の『お陰様』と思ってくれる人がいるんだ」

「私がいると、誰かが喜んでくれるんだ」

こういった気持ちは「自己肯定感」や「心の土台」など言われています。人が幸せに生きていくために、欠かせない土台です

そしてその土台を作るのに特に大切な時期が0~3歳といわれています。

もちろんその後もずっと土台作りは大切ですが、特にこの0~3歳の時期に、本当に安心できる環境と信頼できる人に囲まれ、「あなたがいてくれて嬉しい」という体験をすることは、心の土台作りにおいて最も大切なことです

今回、A君には「自分はだれかの役に立てるんだ」という喜びを感じてもらえたのではないかと思います。

そのお返しに、あんなにすてきな笑顔をプレゼントしてもらえるとは思ってもいませんでしたが

ほんと。子どもって、すてきだね~

本日もお読みいただきありがとうございました💖

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PS.イラストは、アーティストのゆう君が描かれたものです。許可をいただき使わせていただいております。素敵な絵をありがとう‼️‼️

このイラストが気になる方は、僕かゆう君に声をおかけ下さい。

君に会う

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