ゆるしゆるむと

【どこまで見守る?】

Smile Family Letter💝  vol.182

家族に笑顔と輝きを✨

親と子どもの未来を育む『親の学校』

見岳 亮一郎(たけちゃん)です😊

子ども達はその可愛い姿や言動から、たくさんの『大切なこと』を教えてくれます。

さてさて、今日はどんな物語となるのでしょうか😌💖

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我が家に帰ったときの話です。

息子の ひづき が布団で遊んでいると、姉の ひーたん がその布団を踏んでしまい、ひづきが転んでしまいました。

ひづき「あーもー!なんで踏むねん!!」

ケガしたわけでもなく、ただ布団の上に転んだだけですが、めちゃ怒っています。

ひーたん「ごめんて」

ひづき「ゆっるさへん!!」

叫びながら7歳の姉に殴りかかる5歳の弟。

体格的にも技術的にもお姉ちゃんの方がかなり高いため、お姉ちゃんは余裕で受け流しています。

しかし、しつこい攻撃により、ついに二人で布団に転がりました。

そして、なおもバンバンと足で蹴りまくる弟。

ひづき「やめろっていってるだろーがっ!!」

ひーたん「なんもしてへんて」

確かに、受け流しているだけだ。

冷静なツッコミをする、余裕のお姉ちゃん。

しかし、さすがに弟の攻撃がひどいので、そろそろ止めに入ろうかと思っていたら・・・

ひづき「あきゃー!」

突然、奇声をあげる弟。

よく見ると、お姉ちゃんが弟の脇腹に足を入れ、足の指でくすぐりはじめた!!

ひづき「あーもー!やめろー!!あひゃひゃ!」

叫ぶものの、もはやペースは姉が掴んでいる!

そのまま弟は壁際に追いやられ、なおも足くすぐりの反撃に悶えている!!さすがお姉ちゃん!!

勝負あり!

結局、弟は戦意喪失し、その後仲良く枕を投げ合い遊んでいました(笑)

「どこまで見守る?」

弟は、ちょくちょく癇癪を起します。

怒り始めると、止まらなくなるのです。

今回のように、けっこうしつこく攻撃してしまうことも、ままあります。

しかし、お姉ちゃんの対応は見事でした

もし僕が中途半端に入っていたら、こんなに上手く仲直りはできなかったかもしれません

兄弟げんかをどこまで見守るのか、各家庭でのルールなどがあるかもしれません。

しかし、ケンカは子ども達にとって学びの宝庫です

怒りや嫌な感情を体験する。

怒りや嫌な感情を向けられることを体験する。

怒鳴ったり叫んだりする体験をする。

怒鳴ったり叫んだりしたときの相手の反応を体験する。

相手を叩く・蹴るなどの体験をする。

相手から叩かれたり蹴られたりする体験をする。

「悪いことしちゃったな」というバツの悪い体験をする。

仲直りの仕方を試行錯誤する。

その他にもたくさんあるかと思います。

不用意に大人が介入することで、全てとは言いませんが、多くの体験ができなくなるどころか、「大人まかせ」になってしまいます

特に、「どっちが悪い」とジャッジされることにより、子どもはケンカをする時に、大人の顔を見ながらケンカするようになります。

僕の働いている保育園でも、よく僕の顔を見ながら「○○が使ってた~」とか、相手ではなく僕に向かって「かーしーて!」と言ってくる子が何人もいます。

大人が介入しすぎているのかも・・・と反省しつつ、子ども達の問題は子ども達が向き合えるよう配慮しています。

どこまで見守るか。

人それぞれ考え方はあるかと思いますが、僕はできればどちらかが(泣いたりして)戦意喪失するまでは見守りたいと思っています。

まぁなかなか上手く行かないことも多々ありますが・・・(^^;

しかしお姉ちゃん、相変わらずできた子だよ

本日もお読みいただきありがとうございました💖

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PS.イラストは、アーティストのCHIHOちゃんが描かれたものです。許可をいただき使わせていただいております。素敵な絵をありがとう‼️‼️

このイラストが気になる方は、僕かCHIHOちゃんに声をおかけ下さい。

ゆるしゆるむと

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