【すてきママさんシリーズ No.3:子どもの気持ちを大切にするとは?】
Smile Family Letter💝 vol.181
家族に笑顔と輝きを✨
親と子どもの未来を育む『親の学校』
見岳 亮一郎(たけちゃん)です😊
子ども達はその可愛い姿や言動から、たくさんの『大切なこと』を教えてくれます。
今日は子どもとの関わり方が、すごくすてきなママさんのお話しをします。
さてさて、今日はどんな物語となるのでしょうか😌💖
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先日、『保育士さんのための心のあり方・整え方』というイベントを開催者側で行っていました。
その中で、僕の務めている園の保育士のTさんが、お子様(A君,2歳)連れで参加してくれました。
しかしまだ半分も終わっていない前半のうちに、その方はお子さんと共に退室してしまいました。
どうやら、お子さんがソワソワし始めたため退室したそうでした。
僕は控室(お子様が落ち着けるまで自由に使える部屋を1つ準備してありました)に案内し、絵本を持っていきました。
たけ「(絵本をちょっと隠しながら見せて)これなーんだ?」
A君「パンダさん~」
たけ「ぉ、よく分かったね。パンダ好き?」
A君とTさんに絵本をお渡しし、一旦その場を去りました。
10分ほどして、今度は折り紙・スケッチブック・色鉛筆を持っていきました。
一緒に遊んで、落ち着いたらまた講演会に戻れるかも、と思っていたのですが・・・そこでのTさんの対応に、感動てしまいました。
僕が控室に着くと、控室にいたスタッフさんと、この近辺の公園について話していました。
たけ「折り紙持ってきたよ。ど~んな~色~が好き♪」
しかし・・・
A「A君・・・公園いきたい」
どうやらA君は講演よりも公園に行きたい様子。
Tさんはもちろん、講演を聴きたいでしょう。しかし、Tさんの口調はとても静かで穏やかでした。
Tさん「そっか~、公園行きたいんだね」
決して大きな声を出したり叱りつけたりすることはなく、
その子の気持ちの流れや特徴に合わせて、落ち着いて意思疎通をされているんだな、と感じました。
Tさん「A君、公園行ったら2時間で戻ってこれるかなぁ?」
なんて言いながらも、本当に穏やかに話すんです。
スタッフさんから近くの公園の情報を聴くと、
Tさん「A君、この近くに公園あるってさ。新しい公園と、おうちの近くの公園どっちがいい?」
A「ん~、あたらしーこうえん」
Tさん「そっか~、じゃあ行ってみようか」
TさんはA君に対しては「ま、しょーがない」という感じで、僕らにお礼を言って出ていかれました。
その表情には、怒りやイライラは見られませんでした。
その子の気持ちの流れや特徴に合わせて、落ち着いて話していました。そしてそれを受け止めていらっしゃるようでした。
そして結局、講演会の間にTさんは戻って来ませんでした。
しかしこんなメッセージが来ていました。
「講演を聞けなかったのは残念だけど、息子の今日の楽しかったことは「新しい公園楽しかった」らしいので、良しとします。我が家は、子連れで講演会はまだ先のようです」
『講演を聞けなかったのは残念だけど、息子の今日の楽しかったことは「新しい公園楽しかった」らしいので、良しとします。』
言えます!? ・・・2年前の僕なら、まず言えませんでした・・・
息子さんとの話し方や、子どもの気持ちをちゃんと受け止めてあげる、そのお母さんの姿に感動しました
A君、すてきなお母さんの元に産まれてきたね♡
「大切なことは何か」
もしTさんが、イライラしてA君を叱りつけたりコントロールしようとしていたら、全く別の結果となっていたでしょう。
Tさんが「講演を聞きたい」ということで焦ったり無理したりしていたら、お互いにしんどい思いをしたかもしれません。
しかし、Tさんは子どもの気持ちを大切にし、行動されていました。
きっと、今回の講演は必要ないのかもしれません(のちほどzoomのURLは送る予定ですのでご安心を!)
子どもが0,1,2歳という時期に、その気持ちを理解し受け止め、言葉を返す姿勢ができたならば、きっと子どもが自立するまでず~っと役に立つでしょう。
大切なことは何か。
もちろん、勉強や運動ができることも大切です。しかしそれ以上に、それを「やろう」と思う心がなければ始まりません。
Tさんのように、子どもの気持ち(心の土台)をしっかりと育む関わりを一緒にできることがとても嬉しいです
本日もお読みいただきありがとうございました💖
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PS.イラストは、アーティストのCHIHOちゃんが描かれたものです。許可をいただき使わせていただいております。素敵な絵をありがとう‼️‼️
このイラストが気になる方は、僕かCHIHOちゃんに声をおかけ下さい。
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